シックスパックの近道はピラティスにあり!? 7年ぶりに開催した『ターザン』特別講義をレポート!
トレーニーの憧れ、シックスパック。本誌でも今年4月に特集を組んで腹を割るためのアプローチを紹介したが、腹筋とは実に奥が深いもの。そこで去る5月22日、『ターザン』の監修トレーナーによる「Tarzanフィットネス大学」を7年ぶりに開講。そのイベントの様子をレポートします!
取材・文/門上奈央 撮影/大嶋千尋
なぜ、腹筋トレの講義でピラティス?
〈スポル品川大井町〉で7年ぶりの開催となった体験型イベント「Tarzanフィットネス大学」。今回のテーマは「シックスパックの作り方」。講師に迎えるのは全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリストの菅原順二さん。
応募総数が定員の約7倍を超えるなか、見事当選した読者たちが開講時間の夜7時に揃った。
60分間の本講義、最初のプログラムから腹筋に刺激を入れていく。菅原さんは開口一番、参加者全員に問いかけた。
「皆さんはピラティスをしたことはありますか?」。
キョトンとした表情の参加者たち。なぜ、腹筋のイベントでピラティス?
「腹筋を効率よく鍛えるには背骨の柔軟性が大事です。ピラティスの呼吸法を意識すれば、背骨や骨盤もスムーズに動かせるようになり、体幹がしっかり機能してきます。腰痛などの怪我の対策にもなるんです」
『ターザン』でさまざまな自体重トレを監修するだけでなく、ピラティスの専門家でもある菅原さんならではの指導。
まずは腹筋トレの前にカラダの使い方を学んでいく。
いよいよ腹筋をイジメ抜きます。
背骨や骨盤の動きを正して呼吸を整えたら、いよいよ本格的にフッキンを開始!
クランチとはひと味違う多種多様なアプローチで、腹筋群にバランスよく刺激を入れるメニューが展開されていく。
「一人ずつしっかり見ますからね!」という宣言の通り、一人ひとりのフォームをチェックしては指導。参加者も一心不乱にトレーニングに打ち込む。学生時代の部活を思わせる光景である。
みっちり30分間の腹筋トレが終わったあとは、菅原さんへの質疑応答タイム。運動から食事まで幅広いテーマに関する疑問が飛び交った。読者のトレーニングリテラシーの高さに、会場にいた『ターザン』編集部員も驚きました…。さすがです…。
シックスパック作りの〆はシックスパッド。
講義の締めくくりはEMSでおなじみの《SIXPAD(シックスパッド)》体験会。腹筋を鍛えられる〈Abs Belt〉と〈Abs Fit 2〉が配布されたほか、足をのせるだけで膝下全体に電気刺激が入る最新アイテム〈Foot Fit〉も設置。普段の筋トレに+αすれば、より効果的に筋肉を育めそうだ。
7年ぶりの「Tarzanフィットネス大学」だが、次回は「ストレッチ」をテーマに6月22日の開講が決定。 6/9(日)までご応募を受付中!