最上級にかわいいアイドル・坂井仁香が実践する「表情管理」術。

圧巻のワンマンライブを成功させた〈超ときめき♡宣伝部〉の不動のセンター・坂井仁香。彼女が語る“いい顔”の秘訣は、日々の表情管理と、ポジティブな心の持ちようにあった。

取材・文/大久保和則 撮影/下屋敷和文 ヘア&メイク/原田琴実

初出『Tarzan』No.902・2025年5月8日発売

坂井仁香
Profile

坂井仁香(さかい・ひとか)/2001年生まれ。超ときめき♡宣伝部。2015年にグループ結成メンバーとしてアイドル活動を開始。最新シングルは『世界でいちばんアイドル/ひみつのふふふ』。

かわいい顔のために常にいい心でいたい。

24年12月にさいたまスーパーアリーナで開催した、グループ史上最大規模のワンマンライブを成功させたアイドルグループ〈超ときめき♡宣伝部〉。『最上級にかわいいの!』という人気曲のタイトルが象徴するように、数あるアイドルグループの中でも特に“かわいい”を大きな武器にする6人組だ。その不動のセンターとして活躍する坂井仁香は、“顔”について高すぎる意識を抱いている。

坂井仁香

「アイドルにとって、“顔”は命だと思っています! アイドルである以上、まずは顔で第一印象が決まるもの。だからこそ、常に“いい顔”でいなきゃいけない。そのためには、自分の顔を好きになることが大事。アイドルになって10年の間に、いろいろ考えてそう思うようになりました」

近年、アイドルの世界では“表情管理”といわれる、顔によるさまざまな表現がどれだけ的確にできるかのスキルが重要視される。

「例えばミュージックビデオの撮影でも、いい表情をすれば使われることが多くなる。なので、“この歌詞のときはこういう表情をしよう!”って、撮影前は鏡の前でずっと練習します。撮影前に限らず、とにかく鏡で自分の顔をよく見るようにはしていますね。普段からよく笑うことも、表情管理には大事です。よく笑うと、表情筋がやわらかくなるので。笑うだけじゃなく、常にいろんな感情を顔に出すことも大切だなと思っています」

そう語る彼女が考える“いい顔”になるための秘訣は、心の持ちようにこそあるのだという。

坂井仁香

「心は顔に出る。自分がそうなので思うんですけど、心が満たされてハッピーだとやっぱり笑顔になります。つらいなってときも、笑顔を意識すると楽しくなって嫌なことを忘れられたり。だから、“いい顔”=“いい心”なんです」

表情管理の3か条。
  1. 自分の顔をとにかくよく見る。
  2. 普段からよく笑う。
  3. 常に気持ちを表情に出す。