アウトドアブランド〈ホグロフス〉が、ブランド初のアーカイブ展と新作ギア『L.I.M ZT 2.0』のPOP-UPを原宿にて開催。

創業者ヴィクトル・ホグロフのクラフトマンシップが息づく、機能性に優れたギアを展開するアウトドアブランド〈ホグロフス〉。同ブランド国内唯一のフラッグシップストア「ホグロフス原宿」で、新作コレクション『L.I.M ZT 2.0』のPOP-UPと、ブランド111年を歴史を振り返るアーカイブ展が開催決定。

文/林暖茄

北欧スウェーデン発のアウトドアブランド〈ホグロフス〉が、5月17日(土)、18日(日)の2日間限定で、ブランド初となるアーカイブ展と、最新パフォーマンスコレクション『L.I.M ZT 2.0』のPOP-UPイベントを同時開催することが決まった。会場は、同ブランド国内唯一となるフラッグシップストア「ホグロフス原宿」。足を運ぶ前に、概要をおさらいしよう。

〈ホグロフス〉とは?

〈ホグロフス〉は、1914年、スウェーデン・ダーラナ地方の小さな湖のほとりでスタートしたアウトドアブランド。創業以来、北欧の厳しい自然環境に対応するハイパフォーマンスなバックパックやウェアを世に送り出してきた。

創業者であるヴィクトル・ホグロフが持ち続けた「アウトドアシーンを変えるような画期的なアイデアを、先進の素材を積極的に採用し、可能な限りシンプルに形を作る。」というクラフトマンシップは、現代に至るまでリリースする全てのアイテムに根付き、ユーザーからの信頼を集めている。

また、北欧らしい洗練されたデザインと、独特な色使いもまた、魅力のひとつ。スタイリッシュなデザインは、アウトドアの枠を超え、ライフスタイルウェアとしても国内外で人気を集めている。

“限界なき山行”のための最新ギアコレクション『L.I.M ZT 2.0』を体験しよう。

今回POP-UPで展開するのは、SS25シーズンより新たに発売となった『L.I.M ZT』コレクションの第2世代『L.I.M ZT 2.0』。

〈ホグロフス〉は『L.I.M ZT 2.0』を、「山のすべてのゾーンを一気に駆け抜ける挑戦を支える“限界なき山行”のためのコレクション」と題し、山岳アスリートのフランソワ・モントゥオリと共同開発した、山の中での体温調節を適切に行うための「レイヤリングシステム」が機能するアイテムを展開。

制作にあたっては、山道を、山の麓から森林限界までのエリアを指す「Forest Zone」、高山草原や岩場を中心とした地形で、気温も大幅に低下する「Alpine Zone」、そして永久的な雪と氷に覆われ、常に低い気温、強風、希薄な空気といった過酷な環境に置かれる「Glacial Zone」の3つにカテゴライズし、それぞれのエリアに最適化した機能を搭載した。

会場では、実際に製品を試着できる体験型展示が行われるほか、 同シリーズの誕生ストーリーを紹介する特設コーナーも設置。この機会にぜひ実物を手に取りたい。

ホグロフス111年目で初となるアーカイブ展示会も同時開催。

1914年に創業して以来、過酷な自然環境の中で生き抜くための「信頼性」と「機能性」を追求してきたHaglöfs。その歩みを象徴する製品群を一堂に集めた「ホグロフス・アーカイブ展」が同時開催される。

展示には、初期のバックパックやウェア、開発資料やスケッチなど、貴重なヒストリカルコンテンツが並ぶ予定。

他にも、写真パネルによるビジュアル展示や、クラフトマンシップを感じる約30点の実物アーカイブの展示など、視覚からブランドのスピリットを感じ取れるコンテンツが展開される。ブランドファンはもちろん、アウトドアに関心がある人ならぜひとも会場を訪れてチェックしたい内容だ。

Information

Haglöfs L.I.M ZT 2.0 POP-UP & アーカイブ展

日程:2025年5月17日(土)11:00〜20:00/5月18日(日)11:00〜20:00
会場:ホグロフス原宿(東京都渋谷区神宮前3-25-18)
入場料:無料(UPLND会員登録が必要。当日の登録でもOK。)

来場者には、ノベルティとして、『L.I.M ZT 2.0』とアーカイブについての特集を含めた『Haglofs Journal Vol.1』を配布予定。