鍛えるシェフの筋肉レシピ:焼きサバ 夏野菜黒酢ソース
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈旬菜ダイニング 千の恵み〉店主高橋 仁さんに教えてもらった「焼きサバ 夏野菜黒酢ソース」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.880・2024年5月23日発売
高橋 仁さん
教えてくれた人
1992年、角海老宝石ジムに入門、翌年プロデビュー。通算15試合を戦う。2007年に引退し、創作和食の道に。18年、北陸直送の鮮魚と日本酒を楽しめる現店開店。
元プロボクサーで、魚がメインの創作料理店〈旬菜ダイニング 千の恵み〉の店主・高橋仁さん。いつものお魚タンパクをよりヘルシーに&初夏に食べたくなるレシピにアレンジしてもらった。
焼きサバ夏野菜黒酢ソースは、「店のまかないのアレンジです。魚焼きグリルで焼いて脂を落としたサバを、夏野菜を黒酢と一緒に煮たソースでさっぱりと」。
焼きサバ 夏野菜黒酢ソース
材料(2人分)
- 塩サバ(2枚おろし・焼きやすい大きさに切る)…1尾分
- [A]
- ズッキーニ…1/5本
- ヤングコーン…2本
- オクラ…1本※赤・黄パプリカ各1/4個※野菜はすべて1cm角に切る。
- 黒酢…100ml
- パセリ(乾燥)…少々
作り方
- 塩サバは、魚焼きグリルか焼き網に並べて焼く(皮面を5分、身の面を5分が目安。皮がパリッとしてこんがりとした焼き色がつけばOK)。
- 鍋にAの野菜すべて、黒酢を入れて火にかける。沸騰したら弱火にして、野菜に火が通るまで2分ほど煮る。
- 器に1のサバを1人分盛り、2の野菜ソースの半量をかけ、パセリを振る。
ポイント
栄養ポイントはココ!
魚の中でサバはビタミンの宝庫で、亜鉛、鉄が摂れるのも利点。脂質は多いですが、今回のようにグリルで焼いて脂を落とす調理法がgood。黒酢と一緒に煮たパプリカ、オクラは抗酸化作用が高いβ-カロテンが豊富。by管理栄養士 河村玲子さん