カラダの変化、実感してます。飲み続けている7人に聞いた“お助けサプリ”
サプリを飲むことで実際、カラダは変わるのか? みんなどんなサプリを飲んでいるの? 飲み続けなければサプリの効果は実感できない。ならば、飲み続けている人に聞くのが一番。そこで、サプリを日々の生活に取り入れている7人に取材しました。そこから見えてきたものは?(※サプリに関するコメントは、すべて個人の感想です。)
取材・文/宮田恵一郎 編集・文(アンケート)/阿部優子 撮影/内田紘倫
初出『Tarzan』No.877・2024年4月4日発売
目次
髪や肌だけでなく、体内から張りを出すため朝晩の習慣に
shucoさん
教えてくれた人
シューコ/ヘアスタイリスト。モード誌やランウェイショーを中心にパリで活動。2016年帰国後、毛髪診断士の資格を取得。ヘアケアブランド〈スミデー〉、ヘアアクセサリーブランド〈トレス〉も手がける。
子供の頃から脱毛症に悩まされてきて、カラダにいいといわれることはひと通り試しました。そんななか、最も効果を実感できたのが、サプリでした。
今は、ほぼ完治と言えるくらい髪はフサフサで艶もある。医薬品とは異なるため、どの成分が直接働きかけたかは断言しづらいですが、かかりつけ医に相談のもと、4種のサプリを飲んでいます。
そもそもサプリを決める前に、血液検査で自らの栄養状態を知ることから始めたところ、ミネラルとビタミンDが不足していることがわかりました。
それをサプリで補い、さらに栄養を巡らせる水素も。すると疲労が溜まりにくくなり、快眠に。体質改善できたことが血液検査の数値にはっきり出るのもサプリならでは。だから信頼して続けられます。
日本機能性医学研究所が手がける〈IFMJ〉のサプリ。朝は《VD
2000》《NMN ON》《水の素》とGABAを含む青汁をブレンドしたスムージー。夜は副交感神経を優勢にする《newBasic》。経過観察のため、半年に1回の血液検査は欠かさない。
30歳になっても若さと活力を保ちたくて、サプリデビュー
松岡歩さん
教えてくれた人
まつおか・あゆむ/ディレクター。1993年生まれ。ブランドのポップアップをはじめ、ファッションやライフスタイルに関するさまざまなプロジェクトのディレクションやコミュニケーション設計を担う。
バリバリ働きたいし、30代以降も若さを保っていたい。なのに徐々にお腹まわりが気になりだし、血圧も高めに。だから、生活改善の一環でサプリを始めました。
よく利用しているのが、〈アイハーブ〉というオンラインショップ。悩み別にサプリを提案してくれるので、私のような初心者にぴったり。ついでに栄養素の勉強にもなっています。
たとえばカラダの内側からキレイになりたいなら、腸内環境を整えるラクトバチルス属乳酸菌を含む《ラクトビフ100》を摂るように、とか。
ただ、あくまでサプリは栄養の“ちょい足し”。毎日3回の食事と、週2回のランニングという運動習慣を補足するため。頼りすぎると切りがなさそうなので、過剰摂取にならないよう注意しています。
〈California Gold Nutrition〉は2種。腸活の《ラクトビフ100》と、高血圧を抑える《オメガ3》。〈ネイチャーズウェイ アライブ!〉の《コンプリートマルチビタミン》を朝に。夜は、〈ナトロール〉の《メラトニン》で快眠に誘う。
サプリも活用して、競技レベルを更新し続ける
ときどさん
教えてくれた人
プロゲーマー 。1985年生まれ。東京大学卒の頭脳派ゲーマー。プロeスポーツチーム〈REJECT〉所属。格闘ゲーム部門の『ストリートファイター』シリーズを主戦場に活躍。“格ゲー五神”の称号を持つ。
サプリに期待するのは、健康管理と目の若さを保つこと。eスポーツは、まず視覚から入ってきた情報を頭で整理し、手で処理する競技なので、“目の力”は生命線です。
21歳でレーシックを受けて手に入れた1.2の視力を、いい状態のまま維持できるよう、3年前から〈ロート〉のサプリ《V5》を飲み始めました。
日中8時間以上、液晶モニターに向かいトレーニングを積む。この繰り返しなので、目への負担は計り知れません。加えて、太陽光に当たらない特殊な生活のため、ビタミンDが不足しがち。
体調を崩して寝込んでしまっては、上達した腕も鈍ってしまうので、免疫を高めるためにサプリで補うようにしています。その甲斐あり、かれこれ5年以上は体調を崩していません。
筋トレの一環でプロテインを飲むようになり、その延長でサプリも10年ほど前から。目のサプリメントというキャッチフレーズで発売された、〈ロート〉の《V5》は欠かさず、朝に。〈California Gold Nutrition〉の《ビタミンD3》は毎食後。
筋トレのお供に、とりあえず、マルチビタミンから
林田美貴さん
教えてくれた人
はやしだ・よしき/N.ハリウッド スタッフ。1988年生まれ。2008年、〈N.ハリウッド〉入社。毎週末の釣りの他、バスケットボール、フットサルも習慣。自身初のボディコンテスト出場を目指し、追い込み中。
目指しているのは、逞しいアスリートのような肉体。2022年夏に会社の福利厚生として本社にジムが併設され、筋トレが習慣に。ジムでは、筋トレビッグ3(ベンチプレス、デッドリフト、スクワット)をベースに1時間ほど。これを週3〜5回。
その成果もあり、180cm、87kgのがっちり体型に。ただ人並み以上の肉体を手に入れても、激しい運動はストレスと栄養不足を引き起こすと聞いて、《マルチビタミン&ミネラル》を摂るようになりました。
目的は免疫力を高めること。今年はボディコンテストに出場するため、筋肉を追い込むつもりなので、手軽で的確な栄養補給が必要不可欠。自分に必要な成分は何か、それを効率的に摂れるサプリはどれか、掘り下げていきたいです。
〈ネイチャーメイド〉の《マルチビタミン&ミネラル》は、ビタミン12種類とミネラル7種類を1粒に凝縮。健康づくりのためのベースサプリメントとして十分に効果はあったようで、摂取するようになってから一度も風邪をひいていないそう。
効き目は気になるが、それ以上に飲みやすさが大事
井上直哉さん
教えてくれた人
いのうえ・なおや/トゥモローランド プレス。1995年生まれ。2017年、〈トゥモローランド〉入社。19年から現職。中学から大学までテニス部。毎週サウナに通い、自律神経を整え、新陳代謝を促している。
20代でサプリの話をすると、「まだ早い」と言われるんですが、興味を持ったのはパンデミックがきっかけでした。きっと私に限らず、多くの人たちが健康と向き合ったと思います。
風邪予防におすすめされた、ビタミンDと亜鉛は、今も免疫力を上げるために飲み続けています。あとは摂取するタイミングも大事。
カラダの巡りがいいお風呂上がりに飲むと、より効果が得られると聞いて、朝食前と就寝前の1日2回と決めています。サプリを習慣化するうえで、形状や錠数にも好みがあって、喉に引っかかりやすいカプセル剤は苦手。
錠剤の方が圧倒的にスルッと飲み込めます。その点、〈ディアナチュラ〉のものはやや小粒で、1回1錠程度で済む手軽さが気に入っています。
どちらも〈ディアナチュラ〉。左は、必須アミノ酸8種、ビタミン12種、ミネラル9種を配合した《29アミノ マルチビタミン&ミネラル》。右は、健康維持に加え、肌のターンオーバーも助ける《亜鉛・マカ・ビタミンB1・ビタミンB6》。
50代で新たな挑戦! サプリが背中を押してくれた
金子恵治さん
教えてくれた人
かねこ・けいじ/クリエイティブディレクター。1973年生まれ。ファッションバイヤー歴約20年。国内外のブランドを渡り歩き、〈レショップ〉のコンセプターを経て、独立。セレクトショップ〈ブティック〉をディレクション。
今から10年近く前の話になるのですが、オフロードを走る自転車競技・シクロクロスのトップカテゴリー(カテゴリー1)でレースに参加していました。
毎朝、自転車で45km走ってから出勤するのが日課だったのですが、あの頃の生活がとても懐かしく感じて。また競技に挑戦したい。けど、もう50代。そんな葛藤があり、自らの背中を押すためにサプリを飲み始めました。
活力が湧くとともに、エネルギーを効率よく有用にする成分、フォルスコリ配合の《イグナイト》を1か月前から飲んでいます。カラダの内側から燃えるような感覚があって、脂肪燃焼も期待できるそうです。
これをトレーニングのお供にどれだけ追い込めるか、サプリも自分のカラダも試してみたいと思います。
格闘家御用達の〈ハレオ〉から発売された《イグナイト》。インドで古くから伝承され、近年話題の成分フォルスコリと、還元力が強いポリフェノールを多く含む緑茶エキス、ガラナ、カフェイン、ハーブエキスなどを配合。代官山にある直営店で購入。
美容だけじゃない、子育てに必要な若さを保つため
松本満寸美さん
教えてくれた人
まつもと・ますみ/アヤメ プレス。アイウェアブランド〈アヤメ〉のほかに、ゴルフブランド〈ジュン&ロペ〉のPRも担当。ワークアウトとして始めたヨガ歴は20年以上。全米ヨガアライアンス200時間取得。
食生活を含めてカラダには気を遣ってきたのですが、やはり食事だけでは限界があって、サプリの重要性を改めて実感していたところです。
自分では気付かないうちに貧血症状を起こしていたらしく、ある日ネイルに行くと、中指の爪が剝離していることを指摘されて。鉄分不足から来る症状らしいんです。
このことをきっかけに、〈ナウフーズ〉の《アイロン》を飲むように。すると、爪だけでなく、唇の血色も良くなって、少し顔色が変わった気もします。
日常生活では走ったりジャンプする機会が少ないので、骨に衝撃を与え骨量を上げるため、テニスを始めました。あとカラダを若返らせるための腸活も。やはり子育てにはカラダの若さが必要。そこを運動とサプリで育みたいです。
腸内細菌を含む〈アスレチックグリーンズ〉の《AG1》と、〈リポ・カプセルテクノロジー〉の《ビタミンC》は空腹時。同じ鉄分でもミネラルを含む〈ヘマプレックス〉は朝、〈ナウフーズ〉は夜。就寝中に作用する〈ガー〉の《NMN》は寝る前に。