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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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「マラソン大会に出る」と聞くと身構えてしまうけど、楽しむことに重きを置いた様々なランイベントが各地で開催されている。思い切ってトライすることで、その達成感や楽しかった思い出が次の走るモチベーションに繫がる。今回は、日本を飛び出し、旅行ついでに参加したい海外のマラソン大会をご紹介。直前までエントリーできる大会も多いうえ、ランナーの個性や沿道の盛り上がりは格別だ。
中国北部の世界遺産・万里の長城を舞台とする大会。激しいアップダウン、そして5,164段にもなる階段がランナーを苦しめるが、それだけに高台から望む景色は格別だ。フルマラソンに自信がなくても、8.5kmのファンランから参加できる。
20年以上続く歴史ある大会。観光客が少ないエリアもコースになることから、雄大な景色をひとり占めできる貴重な瞬間も。
世界各国のランナーが集う、国際色豊かなイベント。沿道の応援は世界最大規模の200万人を超えるといわれる。「DASHTOTHEFINISHLINE5K」と名付けられた、フルのコースのうちラスト5kmだけを走るミニマラソンも好評だ。
ワールドマラソンメジャーズと呼ばれる、世界中の市民ランナーが憧れる6大大会の一つ。フルマラソンではニューヨークの5区全てを巡ることができる。
水の都・ヴェニスをランナーが駆け抜ける一日。10kmから参加することができ、美しいラグーンを望むリヴァ・セッテ・マルティリに設けられたゴールを目指す。マラソン当日は大運河に浮き橋が架かり、ランナーのみが渡れる特権も。
2024年は10月27日に開催決定。当日は選手用の水上バスが運行されるなど、ヴェニスの街全体がランナーを歓迎するムードだ。
アジアとヨーロッパにまたがる世界唯一の都市・イスタンブールを舞台に開催。スタートしてすぐにランナーを迎える第1ボスポラス大橋を渡れば、レースはヨーロッパ側へ。ユネスコ世界遺産に登録された旧市街がランナーの足取りを見守る。
トルコ最大の観光都市で、名所を眺めながら走ることができる。フルマラソンのほかに15km、キッズマラソンやチャリティーランも同日に開催。
タイの中でも最大規模にあたるマラソン大会。ランナーは首都高速を駆け抜け、バンコク旧市街に向かう。地元はもちろん、世界各国から毎年数万人が参加する一大イベント。ファンランもあるので、初心者も参加しやすい。
フルマラソン、ハーフマラソン、クォーターマラソン、ファンラン(5km)に分かれる。王宮前から華やかにスタートを迎える。
有名シャトーが立ち並ぶフランスのボルドー。収穫間近のブドウ畑が一面に広がるなか、ランナーを待つのはシャトー自慢のワインだ。約2kmごとに“給ワイン所”が設けられ、コース後半にはハムやチーズ、牡蠣などの料理も振る舞われる。
毎年テーマが設けられ、出場者の多くはそのテーマに沿った衣装で参加する。ユニークな衣装が並ぶ光景は、仮装パーティーさながらだ。
フロリダにあるウォルトディズニーワールドリゾート。その4大テーマパークをランナーとして堪能できる年1回のイベントだ。ディズニーのキャラクターに応援されながら走る体験はファンならずとも格別だ。
毎年1月に開催され、5kmから参加できる。自身がキャラクターに扮して走るランナーも多く見られ、終始華やかなムードだ。
カンボジア北西部に位置し、世界遺産にも登録されたアンコール遺跡公園。東南アジアの中でも名高いこの考古学的現場を舞台に、ハーフマラソンが行われる。古の文化に触れながら走る体験は貴重なひとときだ。
大会名は「ハーフマラソン」だが、他の部門も設定されており、初心者から参加できる。3kmや5kmのファンラン、10kmの部も選択可能だ。
取材・文/河合萌花 取材協力/南井正弘(ランナーズパルス編集長)
初出『Tarzan』No.874・2024年2月22日発売