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優木まおみさんと学ぶ〝快眠学〟。「爽やかな朝、迎えていますか?」
世界で特に睡眠時間が短い日本の女性。育児や家事など、睡眠まで考えられない人も多い。優木まおみさんと、女性の睡眠の悩みに詳しいドクターの対談から、その実情を探ってみた。
取材・文・編集/大田原 透 撮影/小川朋央、津久井珠美(池上先生) スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/久保フユミ
初出『Tarzan』No.876・2024年3月21日発売

優木まおみさん 1980年3月、佐賀県生まれ。テレビ番組のMCやコメンテーター、女性誌のモデルをはじめ「身体美容家」としての活動など、まさにマルチタレント。2児(いずれも女子)の母でもある。
池上あずさ先生 〈くわみず病院〉(熊本市)院長。専門は睡眠・呼吸器内科で、周産期や更年期を含めた女性の睡眠研究の第一人者。同院の睡眠センターでは、睡眠時無呼吸症候群を含めた睡眠関連の疾病の治療を行う。
ピラティスを始めたことで、眠りとの付き合いも改善
女性は更年期に入ると、眠りに問題を抱える人も
STUDY
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に、無呼吸(10秒以上呼吸が止まる)や浅い呼吸(低呼吸)が何度も繰り返し起こる状態を睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ぶ。SASは舌根沈下(舌の根元が喉の奥に落ち込む状態)によって引き起こされる閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が種類として最も多い。いびきを伴うことが多く、ベッドパートナーの睡眠も妨げるため、互いのさまざまな健康問題に繫がる。体重の過多や肥満、加齢、喫煙、寝る前の飲酒もSASのリスクを上げる。日本では中等症以上のSASの患者が推定で900万人※2。医療機関による睡眠検査と診断を経て、適切な治療を受けることが大切だ。
中年男性だけじゃない! 女性もSASになる可能性がある
女性も年齢を問わずSASを発症する可能性がある。SASは、顎が小さかったり※3、上気道が狭いなどの身体的な特徴が原因とされるためだ。世界で最も睡眠時間が短い日本※4で、女性の睡眠が特に短いことが問題視されている。女性は更年期に入ると睡眠に変化が起きやすく、下記のような症状を伴うことがある。本人のみならず家族も含めて女性の睡眠への理解を深めるとともに、適切なケアのために医療機関への相談も選択肢に加えておこう。
※1 https://sleepspot.resmed.jp/symptoms/insomnia/treatment-options/
※2 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31300334/
※3 https://sleepspot.resmed.jp/symptoms/sleep-apnea/
※4 https://link.resmed.com/jp-sleepstudy-pdf
CHECK
レスメドの 「睡眠セルフチェック」で自分の睡眠を知ろう。
※睡眠時セルフチェックは、睡眠に関する症状の一般的な因子を持っているかを検査する自己評価ツールです(診断や医学的なアドバイスをするものでは決してありません)。睡眠チェックの結果はあくまでも指標なので、もし必要と思われたら、自身の判断で、できるだけ早く医師に相談されるとよいかもしれません。なお、睡眠セルフチェックの内容は、不定期に更新されることがあります。
ResMed (レスメド)
睡眠に関するテクノロジーで人々をトータルにサポートする企業。オーストラリアのシドニーで1981年に創業し、現在は日本を含めた世界140か国以上でサービスを展開している。ResMedが掲げる目標は「良質な睡眠習慣を促進し、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害に対する認知を高めることで、人々に最高の目覚めと健康的な生活を楽しむための手段を提供すること」。健康な呼吸を表す、青から赤へのパルス曲線をシンボルとしている。