省スペースで遊びやすい。バレー感覚の新スポーツ「スパイクボール」

世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回はベルリンで静かなブームを迎えている「スパイクボール」について。

edit: Takashi Osanai

初出『Tarzan』No.866・2023年10月5日発売

バレー感覚の新スポーツ「スパイクボール」

レシーブ、トス、スパイク!バレー感覚の新スポーツ

ベルリンで静かなブームを迎えている「スパイクボール」。直径90cmほどの円形ネットを囲んでプレーする2人1組によるスポーツだ。

ベルリン スパイクボール

返球までのパス交換は3回までとバレーボールのような側面もある「スパイクボール」。発祥の地であるアメリカではプロリーグもある人気スポーツだ。

ゲームはネットにボールを弾ませるサーブからスタート。手や足などカラダを使いながらそのボールをレシーブ&トス、そしてスパイクでネットにバウンドさせて相手へ。

といった具合にラリーを続け、ボールが地面に落ちたら失点。15点など設定したポイントを先取した方がウィナーとなる。

ベルリン スパイクボール

内容はシンプルで、必要なギアも専用のネットとボールのみ。広い場所を必要としない手軽さがブームを後押しし、実際緑豊かなハーゼンハイデ公園では家族や友達でプレーを楽しむ光景が日常的なものに。

メンバーを募るオンラインのプラットフォームもできるなど、トレンドをリードするスポットとなり、どのような盛り上がりを見せていくのか楽しみだ。

WRITER/COORDINATOR

URAE YUMIKO/東京都出身、ベルリン在住。ヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関する取材や執筆を行う。現在発酵食品にハマリ中。