鍛えるシェフの筋肉レシピ:鶏ももと白いんげん豆の軽い煮込み
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈ダイタリア〉オーナーシェフ・佐藤大介さんに教えてもらった「鶏ももと白いんげん豆の軽い煮込み」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.864・2023年9月7日発売
佐藤大介さん
教えてくれた人
〈ダイタリア〉オーナーシェフ。学生時代にJリーグユースに属した後、プロの選手に。引退後イタリアを巡り、帰国して料理の道へ。26歳で独立。2019年にイタリアワインと料理が楽しめる現店開店。
元プロのサッカー選手で、今も週イチでプレー。〈ダイタリア〉佐藤大介さんの提案は、“ワインが飲みたくなる、高タンパクイタリアン”。
豆のタンパクが主役!トスカーナの郷土料理のアレンジが、鶏ももと白いんげん豆の軽い煮込み。「イタリアでは“豆食い”というほど豆を使います。鶏肉を焼いて出てきた脂は旨み。豆と煮込んで吸わせるのが味の秘訣」。
鶏ももと白いんげん豆の軽い煮込み
材料(1人分)
- 鶏もも肉(皮付き、食べやすい大きさに切る)…1枚(270g)
- 白いんげん豆…炊き上がりで80g(水煮缶でもOK)
- ニンニク(薄切りにする)…3〜4片
- 玉ネギ(みじん切りにする)…少々
- ローズマリー(フレッシュ)…2本
- 水…180mL
- 塩・コショウ…各適量
- 炒め用オリーブオイル…小さじ1弱
- おいしいオリーブオイル…大さじ1強
作り方
- 鶏もも肉に塩・コショウをする。フライパンに炒め用オリーブオイルをひき、鶏肉の皮を下にして中火でじっくりと焼く(その際はあまり触らずに)。皮が焼けたら鶏肉を取り出す。
- 1のフライパンに残った鶏肉の脂で、ニンニク、玉ネギを炒める。火が入ったら、白いんげん豆、水、ローズマリー少々を入れ、弱火加減の中火で蓋をして10〜15分煮込む。味が足りなければ塩、コショウで調整。
- 皿に盛り、コショウを振り、残りのローズマリーを乗せ、オリーブオイルをかける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
鶏肉、白いんげん豆と、タンパク質がしっかり摂れて糖質が少なめのメニューなので、糖質制限時もおすすめですね。白いんげん豆は、この一皿の分量だけで食物繊維がたっぷり。脂質の吸収も穏やかにしてくれます。by 管理栄養士 河村玲子さん