鍛えるシェフの筋肉レシピ：炙りサーモンマリネサラダ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は老舗鮮魚店〈魚久〉の杉山こず枝さんに教えてもらった「炙りサーモンマリネサラダ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.863・2023年8月24日発売
杉山こず枝さん
教えてくれた人
熱海・伊豆山で、代々家族で営む老舗鮮魚店〈魚久〉。その3代目の妹で、寿司を握るなど調理を担当。店頭では地物の鮮魚や刺し身、干物、魚を使った惣菜も販売。
剣道とバスケ経験者で、極真空手に挑戦中の老舗鮮魚店〈魚久〉の杉山こず枝さん。今回の魚屋さんスペシャルは、週末のおもてなしでも場が盛り上がりそうな“筋肉風ゴージャスお魚トレメシ”。
「サーモンは表面だけサッと炙り、香ばしさも楽しめるマリネサラダに。おいしく仕上げるために、最初に身に塩振りして余分な水分と臭みを拭き取ることも忘れずに」（杉山さん）
炙りサーモンマリネサラダ
材料（1人分）
- サーモン刺し身用（サク）…90g
- ［A］
- オリーブ油…大さじ1
- 酢…大さじ1
- レモン汁…大さじ1
- 塩…大さじ1/2
- 黒コショウ…少々
- 赤・黄パプリカ…各1/4個
- 玉ネギ… 1/4個
- ベビーリーフ…適量
作り方
- サーモンは表面に塩少々（分量外）を振り、キッチンペーパーでしばらく包み置く。水気を拭き取り臭みを取る。
- パプリカ、玉ネギは、それぞれスライサーなどで薄切りにする。
- フッ素樹脂加工のフライパンを温め、1のサーモンの4面を軽く炙る。食べやすい大きさに切る。
- 別々のボウルに2の野菜、3のサーモンを入れ、それぞれに混ぜ合わせたマリネ液[A]を適量ずつ加えてサッと漬ける。
- 器にベビーリーフ、4の野菜、サーモンの順に盛り付ける。
ポイント
サーモンの4面をフライパンで炙るときは、身が崩れないように軽くサッと。
栄養ポイントはココ！
サーモンは、筋トレ民にうれしい栄養素が豊富な魚。骨はもちろん、筋肉量の維持に大事なビタミンD、さらに運動後の疲労回復に効果が期待できる抗酸化作用のあるアスタキサンチンの宝庫です。積極的に摂るのが吉。 by 管理栄養士 河村玲子さん
