岡副麻希、ヨガ・ストレッチは「体ひとつでハッピーになれる術」
子供の頃からずっとカラダを動かすことが好きだった、と語る岡副さんが披露してくれたのは驚異的な柔軟性。自分のカラダと丁寧に向き合い続ける岡副さんが感じている“フィットネスで得られるもの”とは?
取材・文/間宮寧子 撮影/大辻隆広 スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/鬼頭恵美 題字/師岡とおる エクササイズ指導/tsuki
初出『Tarzan』No.853・2023年3月23日発売
ヨガを深める中で体幹の大切さに気づいた。
フリーアナウンサーとして活躍する岡副麻希さんのトレードマークは、ヘルシーな小麦色の肌。見た目にたがわずライフスタイルも健康的。日常生活にヨガやストレッチを取り入れている彼女のカラダはご覧の通り、驚異的な柔らかさ!
「幼少期から水泳を習っていて、小学生の頃は選手コースに所属していました。練習前にストレッチや筋トレを1時間みっちりやっていたので、そこである程度の柔軟性が身についたんだと思います。大学時代は毎日10km以上泳ぐ日々。カラダを動かすことがずっと好きなんです」
卒業後はお天気&スポーツキャスターの仕事で多忙を極めるように。
「仕事でいっぱいいっぱいになっていたとき、ヨガスタジオにふらりと行ってみたんです。“こんなに気持ちいいものがあるのか!”と感動して。心拍数を上げずにカラダを動かすヨガは、疲れ気味な当時の私がまさに求めていたもの。無心になれて、気持ちもスッキリ。すぐにハマり、ほぼ毎日通うようになりました」
持ち前の柔軟性を存分に活かせるヨガ。ハマればハマるほどに、コアを鍛えることが必要だと気づいた。
「昔は自然と背すじが伸びていましたが、泳がなくなってから猫背になってしまい、コアを使えていなかったんだなと。柔らかいだけではヨガのポーズをとる時にピタッと止まれない。体幹の大切さに気づき、日常でもコアを意識するようになりました。
親指重心で歩くように心がけたら、脚のラインがまっすぐになって。カラダの使い方を変えると、シルエットに変化が出てくるとわかり、よりヨガが楽しくなっていきました」
カラダが整うと自然とハッピーになれる!
ヨガの先生に“弟子入り”し、ストレッチ指導の資格も取得したそう。
「ヨガをやるうちに、理解を深めたくなったんです。昨年結婚を機に静岡に移住してからは、自宅でカラダを動かしています。寝る前に3分ほど、ローラーやボールで背中、肩甲骨まわり、お尻をほぐし、股関節のストレッチをするのが習慣。あとは隙間時間でカラダを伸ばしています。
お菓子が好きだし食事も特に制限していませんが、伸ばしてほぐすことは日々欠かさないし、生活のなかで正しくカラダを使えるようになったので、体型は崩れにくいですね」
ヨガとストレッチが習慣になったことで得たものは、しなやかで引き締まったカラダだけではないよう。
「自分の機嫌を自分で取れるようになりました。カラダが重いと気持ちが沈むけれど軽やかだと気力も湧く。カラダひとつでハッピーになれる術を知れたのは大きな収穫です!」