「自分自身に注目してあげるために」トラウデン直美がジムに行く理由。
モデルのトラウデン直美さん。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍し、知性派のイメージがある彼女だが、幼少期から様々なスポーツに親しみ、現在も乗馬と週1、2回程度のパーソナルトレーニングを楽しむアクティブな一面も。「フィットネスを続ける理由はウェルネスのため」と語る彼女の自分との向き合い方。
取材・文/間宮寧子 撮影/大辻隆広 スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/神谷真帆 トレーニング指導/神戸貴宏 題字/師岡とおる 撮影協力/ゴールドジム原宿東京
初出『Tarzan』No.849・2023年1月26日掲載
筋肉をつけるよりもカラダをきれいに整えたい。
報道や情報番組のコメンテーターとしても活躍する知性派モデル、トラウデン直美さん。才女という言葉がしっくりくる彼女、トレーニング姿を撮られるのは今回が初めて。
「きっと私、運動のイメージがないんですよね。でも実は結構アクティブで、子供の頃から水泳に空手、カンフー、陸上、バレエと好奇心が向くままにいろいろ経験してきました。そのくせ飽き性で、ある程度習得したら気が済んじゃう(笑)。唯一長く続けているのが10歳で始めた乗馬。馬のコンディションって毎回違うから、飽きないのかもしれません」
乗馬に加え、今習慣にしているのがパーソナルトレーニング。ストレッチに力を入れたジムに、週に1〜2回通っているそう。
「大学入学時に初めて一人暮らしをした時にストレスで太ってしまい、ダイエット目的でトレーニングを始めたんです。がっつり筋トレをしてマッチョ気味になった時もありましたが、今は筋肉をつけるよりもカラダをきれいに整えることにフォーカスしたジムに通っています。
時間をかけて筋肉を伸ばした後に自重トレーニングをするのがルーティン。その時々で気になるパーツをトレーナーさんに伝え、臨機応変に内容を変えてもらうのでいつもフレッシュな気持ちで取り組める。いろんなメニューをやることで、カラダの構造が分かってくることも面白いですね」
“無理をしていない感じ”が結構好き。
トラウデンさんのカラダは、引き締まっている一方で柔らかさも感じさせる。そのヘルシーな体型を自身も気に入っているとか。
「人から見ればツッコミどころはあるかもしれませんが、無理していない感じが結構好きなんです。大事な撮影の前に頑張れば締められる程度に“ぷに”は残していてもいいかなって。高みを目指してトレーニングするより、好きな自分をキープするためにやっている感覚。食事も制限せず、食べる時は食べる。無理なく気持ちよく、がモットーです」
多忙な日々の中で運動することは、心の健康のためにも欠かせない。
「フィットネスを続けている一番の理由は、ウェルネスのため。お花でもペットでも、ちゃんと見てあげることで、すくすく健康に育つと思うんです。トレーニングを通して自分自身に注目してあげて“調子はどうだい?”と問いかけることがウェルネスにつながるはず。
だから仕事が詰まっている時ほど、気持ちを整えにジムに行きたくなりますね。ピラティスや登山など、これからやってみたいこともたくさん。この先もきっと楽しい運動が待っているはず!」