理想のメリハリを目指して。鈴木ふみ奈は筋肉にこだわる。
2009年のグラビアデビュー以後、映画や舞台に出演するなど女優としてもその活躍の場を広げている鈴木ふみ奈さん。理想とする自分磨きに余念がない彼女は、キックボクシングやウエイトトレなどに取り組んでいる。そんな鈴木さんが目指す自分らしい、メリハリのあるカラダとは?
取材・文/門上奈央 撮影/森山将人 スタイリスト/小泉茜 ヘア&メイク/鰕澤真由美 題字/師岡とおる 撮影協力/リバーサルジム東京スタンドアウト
初出『Tarzan』No.843・2022年10月6日掲載
役の幅を広げるために始めたキックボクシング。
2009年のグラビアデビュー以後、その清純な顔立ちと日本人離れしたプロポーションでファンを魅了する鈴木ふみ奈さん。
2018年にはミスコン『ミス・ワールド』で日本代表審査員特別賞を獲得、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』をはじめ、女優として映画や舞台に出演するなど、未知数の可能性を秘める彼女が好きな運動は…。
「お芝居でいろんな役を演じられるよう“動けるカラダ”になりたくて、キックボクシングをやっています」
そこでシャドーボクシングを見せてもらうと、身のこなしが俊敏! スパーリングでも、ミットを打つ痛快な音がスタジオ内に響き渡った。
「真ん中に当たった音が鳴ると快感です! キックは全体的にお肉が落ちるから、撮影前など時期によっては控えます。…でも楽しいので、定期的にやりたくなるんですよね」
グラビア体型を仕上げるのに欠かせないのがウェイトトレだ。
「私はグラマラスなカラダが好きで、メリハリをつけたくて鍛えてます。筋トレに関してSNSで発信すると“痩せちゃうからやめて”とたまに言われるけど、大丈夫。
トレーナーさんに師事して日頃取り組んでるのは、お尻をボリュームアップさせ、ウェストまわりを絞るメニュー。もし筋トレをやめたら、球体みたいになっちゃいますよ!!(笑) 私が目標とするカラダには、筋肉が必要なんです」
自分の骨格を生かしたカラダを目指して。
とはいえ、鈴木さんにも華奢なモデル体型に憧れた時期があったそう。
「グラビアを始める前まで、学校の友達は皆痩せたいと言ってたし、私も細くなきゃダメだと思い込んでました。その意識がグラビアを始めた当初もあって、食事制限で痩せても、周りの人に“前の方が良かったよ”と言われて戸惑ったり…」
そこで国内外のあらゆる女性の体型から、自身の理想像を見極めた。
「その時に目を奪われたのがモデルのアシュリー・グラハムさん。彼女の柔らかな肉感やぷにっとした腰まわりが、すごく素敵だなぁと。同時に、骨格を生かした体型が一番だと思えました。グラビア体型の鍵となるのはウェストとお尻の高低差。
つまり私の骨盤がしっかりした体型を生かせる。お尻の種目は高重量なのでツラいけれど、形が変わるのは嬉しい。楽しみを一つでも多く見つけることが、継続するモチベーションになります」
そんな鈴木さんは、最近新たなフィットネスにハマりつつあるそう。
「同じくグラビアをやってる親友とプール通いを始めました。無理ない範囲で泳ぎ、サウナでととのったら歩いて帰る。この流れが最高です。身も心も健康的になれるから、やっぱり運動っていいですね!」