「セクシーよりヘルシー」みちょぱ、ドヤれる筋肉。
みちょぱの愛称でおなじみ、池田美優さん。モデルのみならず、タレントとしても大活躍しているみちょぱさんにとって、お腹のタテ線はなくてはならないものだそう。そんな彼女ならではの、美意識やフィットネスへの思いを教えてもらった。
取材・文/門上奈央 撮影/森山将人(TRIVAL)スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/NAYA ポージング指導/倉田孝太郎 ロゴイラスト/師岡とおる
初出『Tarzan』No.835・2022年6月9日掲載
腹筋のタテ線は背骨も同様。
ブレないギャルマインドと明るく知的なトーク力を誇る“令和のバラエティ女王”、みちょぱこと池田美優さん。彼女といえば、引き締まったお腹をまっすぐ貫くタテ線。
「高校生の頃からタテ線はあって、私にとっては背骨も同然。ないと超不安だと思う。職業柄、スタイリストやモデルなど人前で着替えることも多いけど、タテ線のおかげで“見てみろ”くらいの勢いで脱げる(笑)」
それにしても高校生にしてタテ線に目をつけるとはさすがお目が高い。
「お腹を出す服もよく着てたけど、ガリガリだったからか、なんか弱っちく見えたんですよ! 昔から弱々しく見られたり女扱いされるのがキライだったから、筋肉で盛ろうと。とりあえずタテ線を入れたくて、毎日フッキンしてたら3か月くらいで割れました。17歳からはパートレに通うようになって、腹斜筋や体幹に効かせる種目もやるように。あ、スノボが好きなんですけど、体幹が強くなったのか、滑ってる間もバランスをとりやすくなりましたね」
間違いなく、6年間の努力の賜物。
「でもジムは結構サボりがちで〜。行ったり休んだりの繰り返し。だけど腹出しの服は一年中着るし、お風呂上がりに鏡を見て、タテ線や腰まわり、横から見た時の厚みを確認するのが日課。そこで“ヤバい!”と感じたらすぐジムに駆け込みます」
筋肉という鎧をまとう。
みちょぱが体型維持に意識的なのは、やはり表に立つ職業柄だろうか。
「あー、それもありますね。でも仮にこういう仕事じゃなくても何かしら運動はしてるんじゃないかな。モデルになる前から男にも女にもナメられたくないと思うタイプだったし(笑)、昔から“カワイイ”より“カッコイイ”と言われるのが嬉しい。たまにセクシーと褒めていただきますが…言わないでって思っちゃうくらい正直マジで嬉しくない!! 肌見せしてもいやらしく見えないように鍛えてるのもあるし、日焼けも大好き。セクシーよりヘルシーが私の好みなんですよ」
そんな美意識を持つみちょぱにとって、筋トレはやはり欠かせないライフワークになっているようだ。
「筋肉をつけるって鎧をまとう感覚かも。その点メイクと近くて、すっぴんだと控えめな感じになりますが(笑)、化粧したら堂々とできる。それと同じで、筋肉があればガンガン前に出ていける。要は私、ドヤりたいんですよ!! そういうマインドも含めギャルとフィットネスって共通点がある気がするな」