三原勇希さんに聞く、海外マラソン大会の楽しみ方

2022年に『ニューヨークシティマラソン』を完走したタレントの三原勇希さんに、その魅力や楽しみ方を聞いた。

取材・文/門上奈央

初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売

三原勇希さん ニューヨークシティマラソン

異国情緒に触れられる。これぞ海外マラソンの醍醐味

アフターコロナの兆しが見えてきた今、「今年こそ海外のレースに出たい!」というランナーも多いに違いない。国内開催とは勝手が異なる海外マラソン大会の攻略法とは。

2022年、世界6大マラソン大会の一つである『ニューヨークシティマラソン』を完走したタレントの三原勇希さんに学ぼう。

三原勇希さん ニューヨークシティマラソン

「今まで10回以上フルマラソンに出ましたが、一瞬たりとも辛い時間がなかったのは今回が初めてです。とにかく楽しかった! 沿道の応援がすごいんです。

今回友達と一緒に6時間半ほどかけて走りましたが、終始パーティーみたいでした。沿道にいる方が音楽をかけながら踊っていたり、叫んで応援してくれて、“全員私の友達だっけ?”と(笑)」

三原勇希さん ニューヨークシティマラソン

それぞれのペースでのびのび走れるのが海外マラソンの魅力。

観光以上に異国情緒に触れられる。これぞ海外マラソンの醍醐味。

「こんなに自由にランニングを楽しんでいいんだ、と気づかされました。街のエナジーを受けて、自分の活動のやる気も出た! 日本のマラソンも楽しいですが、海外はまた違う感動がありました」

三原勇希さん ニューヨークシティマラソン

ニューヨーク5区がフィールド。各地区のムードを体感。

海外マラソンに出る場合、練習や装備はどんな準備が必要だろう。

「特にこの大会のための練習はしませんでしたが、月70kmを目標に、週2〜3回公園外周や街ランをしました。むしろ、装備の方が準備不足だった部分がありましたね〜。

一番やっておけばよかったと思ったのは、ウェアの前面・背面に自分の名前を書いておくこと! 今回多くの参加者が大〜きくウェアに書いていて、観衆はそれを見て名前を呼んでいました。

またエイドステーションの内容が分からない場合もあるので、補給食を持参する方が安心です。そして大きな大会ほどマラソン当日前後のイベントも充実しているので、事前に調べておいて旅程を組むと楽しいはずです」

次はどこを走ろうかな

一つ出たらまた出たくなる。そうして走るフィールドは拡がり続ける。

「ランナーとしてやっぱりロンドン大会は夢です。都市開催の大会は観光では気づけない風景と出合えるから好きです。応援で頑張れる部分も大きいので陽気な人が多い地域で走りたい。ベトナム・ダナンやタイ・バンコクでも走ってみたいです」

ラン以外の楽しみにも溢れる海外マラソンを今年の目標にしては?

2023年の主な海外マラソン
  • 3月19日…ロサンゼルスマラソン
  • 3月19日…ローママラソン
  • 4月16日…ホノルルハーフマラソン・ハパルア
  • 5月7日…バンクーバーマラソン
  • 9月17日…シドニーマラソン
  • 9月24日…ベルリンマラソン
  • 11月5日…ニューヨークシティマラソン