- 整える
疲労感の原因の一つはサビ！？疲労感に悩むミドル層必見のサプリをターザン読者がお試し
PR
- 公開：
燃焼系の習い事4つを体験
継続は力なり。コンスタントに、そして楽しみながら通える習い事を脂肪燃焼目線で選び、4つの教室で本誌スタッフが体験！もちろん、気になる消費カロリーも計測しました。
パデル
まったくラリーが終わらない！?四方を囲まれ行うラケット競技
瀧田瑞月さん
教えてくれた人
たきた・みづき／〈パデル東京〉支配人。テニス選手として活動した後、2017年よりパデルのコーチとして活動開始。翌年、全日本選手権に選手として出場し2位に輝いた。
スペイン発祥のラケット競技“パデル”。コートは強化ガラスと金網で囲まれ、壁に当たったボールでも相手コートへ打ち返せるのがテニスとの大きな違い。
一方、ポイントの数え方や試合進行はテニスと同様だ。今回編集マスダが訪れたのは、パデル日本代表の瀧田瑞月さんが支配人を務める〈パデル東京〉。
「来る方から“知らないうちに痩せてた”とよく聞きます。試合はダブルスで行いますが、各々前後左右に動き回り、テニスに比べラリーの時間が圧倒的に長いです」（瀧田さん）
パデルコートはこの通り。壁打ちして、相手のコートに返すのも一つのスキル。
相手に背を向けてバチコーン！
後ろ向きで相手コートへ。
ワンバウンドまでに返す。フルスクワット並みに深くしゃがむマスダ。
レッスンでは準備運動後に基礎練習、ゲームも実施。「打ったらすぐ前に！」と瀧田さんからゲキを飛ばされ、コートを駆け回る。背中越しに打ったり壁目がけて打ったり、忙しい！
ただ初心者でもラリーが全然途切れず、楽しんでるといつの間にかめちゃくちゃ追い込まれていた。明日は太腿が筋肉痛の予感…。
今回の結果は…
- 消費カロリー：515kcal
- 運動時間：53分
- 平均心拍数：136bpm
パデル東京
体験レッスン（60分）のスケジュールはサイトで随時更新。参加費500円（レンタルラケットは無料）。前日までに要予約、サイトから申し込み可。月会費（80分×4）11,400円～（入会費は別途）。東京のほか、千葉や名古屋にも施設を展開。
住所：東京都練馬区関町南1-4-48 善福寺公園テニスクラブ内
WEBサイト
殺陣
刀で縦横無尽に斬りまくり、全身に未知なる刺激を！
五代新一さん
教えてくれた人
ごだい・しんいち／〈サムライブ〉代表。日本大学藝術学部在学中より殺陣を学び始め、映画や舞台にも出演。卒業後は殺陣の振付師やアクション監督として多数の作品に携わる。
時代劇の殺陣シーンでは、目が追いつかないほど俊敏な演者の身のこなしと刀捌きに毎度痺れるライター・カドカミ。本気でやれば有酸素運動になりそう！と向かった先は〈サムライブ〉。さっそく代表の五代新一先生に質問。ずばり脂肪を燃やしたくて殺陣を始める人はいますか？
肩から腰へと斜めに刀を振る“袈裟斬り”。スパッとね。
「時折いらっしゃいますよ。実際、模造刀を振る動作が多いので腕全体が引き締まったという声は多いです。刀を振る時は筋力でなく、カラダをうまく使うことが重要で、繰り返し練習するうちに体幹が強くなります。また腰を落として行う動作も多く、自然と足腰が鍛えられますよ」
斬り方を組み合わせた対人稽古。真下に刀を振り下ろす“真向斬り”では、体幹が脆弱なカドカミは刀の動きにカラダまで持っていかれがち。
今回体験するのは一般基礎コース。足捌きや斬り方の練習などを学ぶ基礎稽古や相手がいる状態を想定した対人稽古をした後、立ち回り稽古。
侍になったつもりで刀をシュシュッと振ればよいかと思いきや（失礼）、「体幹を入れて姿勢はまっすぐに」「肩甲骨を使って刀を振り下ろして」とファンクショナルトレさながら。
基礎稽古が終わる頃には上半身あっつい。立ち回り稽古では模造刀といえ、先生を斬りまくるため冷や汗まで。いろんな汗をかいた結果、479キロカロリーを消費できました。何よりエイッと叫びながら刀を振る清々しさよ。殺陣、アリです！
今回の結果は…
- 消費カロリー：479kcal
- 運動時間：83分
- 平均心拍数：104bpm
サムライブ
体験レッスン（90分）は通常稽古内で実施。参加費2,000円（木刀などは無料）、見学のみの場合は無料。サイトから参加申し込み可。一般基礎コース（4回）10,000円、プロコース基礎～応用（4回）は14,000円（入会費・スポーツ保険料は別途）。
住所：東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-12 シバタビルB2
WEBサイト
パルクール
走って、跳んで、登って！多彩な移動動作で完全燃焼
佐藤 惇さん
教えてくれた人
さとう・じゅん／〈SENDAI X TRAIN〉共同代表。2006年からパルクールを始め、全日本パルクール選手権スピードラン部門で優勝。東京都パルクール協会代表としても活動。
ストリートワークアウトの代表格・パルクールは、絶好のエクササイズになるはず。『SASUKE』でも好成績を残す佐藤惇さんがコーチを務める〈SENDAI X TRAIN〉で、編集マスダが初挑戦！
練習前のウォーミングアップ。複数種類のステップで全身運動。
「パルクールは効率的に動くためにも正しくカラダを使うことが第一。使わない部位は一つもない分、自ずと全身が引き締まる。そもそもパルクールは移動という概念に焦点を当てており、ここでは日常動作の延長線上にある自由な動きを体験してほしいと考えています」（佐藤さん）
体験クラスの内容は障害物の跳び越えやジャンプなど、安全で効率的な移動のテクニックを基礎から学び、最後に各動作をつなげた“フロー”をコースで実践。
パイプ上を歩く。コツを摑んだ様子のマスダ。
障害物を横・斜めに跳び越える“レイジー”の練習。
最初は10分間のウォームアップ。約10mの一本道を四足歩行や片脚跳びなどで往復。忍者のごとく速やかに移動する佐藤さんの背中を追ううちに、汗が噴き出る。そこから基礎テクニックの練習。棒の上を歩いたり障害物を跳び越えたり。子供の頃ならもっとできたかも…。
練習した各テクニックをつなげて思うがままに移動！
〆に“フロー”をやり、体験クラスは終了。消費カロリーは本企画最多の574キロカロリー。事実、体感的には長距離走を終えた時のよう。でも非日常な動作をするのはシンプルに楽しい！ リピート濃厚だ。
今回の結果は…
- 消費カロリー：574kcal
- 運動時間：55分
- 平均心拍数：143bpm
SENDAI X TRAIN
体験クラス（90分）は毎週日曜開催、スケジュールはサイトで随時更新。参加費5,000円。基礎を学べるきほんクラス（55分）は参加費2,000円、全身の脂肪燃焼を狙えるエクササイズクラス（50分）は2,000円。サイトから参加申し込み可。仙台にジムも。
住所：東京都豊島区⻄池袋 5-12-3 MFビル裏側
WEBサイト
タヒチアンダンス
力強いステップで艶美に腰を回して優雅に燃やす
ヘブンさん
教えてくれた人
〈Manohiva Japan〉常勤講師。タヒチ出身。コンセルバトワール芸術学院でダンスを学んだのち、現地の多数のチームでダンサー、振付師を務める。その後、来日して現職。
フラダンスのルーツであるタヒチアンダンス。その特徴は、フラにも通ずる腰の優雅な動きや曲に合わせて踏む力強いステップ。経験者のライター・カドカミは継続すると腹がくびれてゆくと知っている（が、今は埋もれた）。脂肪燃焼は確実！
勇み足（？）で〈Manohiva Japan〉の体験レッスンへ。本場タヒチ出身のヘブン先生、お願いします。
膝を軽く曲げ左右交互にステップを力強く踏みつつ、手のモーションをつける。
「タヒチアンダンスは腰の動きが特徴ですが、ダンサーは腰を自ら揺らしているわけではなく、ステップをきっちり踏めば自然と腰が揺れる。よってダンサーは脚の筋力が一番必要です。くびれ？ それは人によるわ（笑）。でもステップを踏むのにインナーマッスルも大切ですよ」
今回はタヒチアンダンスの基礎を攻略。ステップを練習し、次にステップを踏みつつ移動する“カーディオ”、最後に振り付けを加えて総仕上げ。曲に合わせてステップを踏んだり、腰を重点的に回す練習をするうちに、太腿と腹筋が20分余りでうぎゃーと悲鳴。
教室をあらゆるステップで移動。ノリノリやん。
でも陽気なタヒチアンソングとヘブン先生の励ましのおかげで平気。楽しすぎ！！ 45分は秒で過ぎました。帰り道、フォトグラファーのオオウチ氏が一言。
「入浴直後みたいに髪が濡れてる」
エクササイズにも最高でした。
今回の結果は…
- 消費カロリー： 419kcal
- 運動時間：47分
- 平均心拍数：132bpm
Manohiva Japan
体験レッスン（45～60分）は3,000円（パレオは貸し出しあり）。無料体験会も月2回実施。いずれもサイトから申し込み可。月4回15,000円（ベーシッククラス。入会費は別途）。ほかのクラスと並行受講により値引きあり。名古屋校も展開。
住所：東京都品川区南大井3-20-11 伊藤ビル201
WEBサイト
本取材の消費カロリー等の算出には《POLAR VANTAGE V2》を使用しています。
取材・文／門上奈央 撮影／安田光、大内香織 取材協力／Polar Japan
初出『Tarzan』No.835・2022年6月9日発売