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プロはどう使っている? 食事記録アプリ活用術|カロミル編

カラダの変化を把握するのに役立つアプリだが、入力が面倒なのもたしか。そもそも食事内容や摂った栄養素を把握しておく意義とは? 実際にフル活用するプロのテクニックに学ぼう。今回は「カロミル」編。

自分にとって理想的な食事だけを入力。迷った時の道しるべに。

プロレスラーやパワーリフターとしても活動する八須拳太郎トレーナーは、この夏ボディコンテストのフィジークに初出場。

教えてくれた人
八須拳太郎さん
八須拳太郎(はちす・けんたろう)/1990年生まれ。〈SAWAKI GY M〉のトレーナーのほか、〈P.P.P. TOKYO〉のプロレスラーや〈TXP〉のパワーリフターなどの顔も。

「5月から減量に本腰を入れ始めて、その時に『カロミル』を落としました。しっかりカラダをつくるには食事記録アプリは不可欠。カロリー収支はもちろん、PFCバランスの調整に徹することで初めて目標とするカラダに仕上がります!」

《カロミル》

https://www.calomeal.com/about-calomeal/

各メーカーの新商品も豊富に蓄積。AIカメラロール機能ではスマホで72時間以内に撮った食事、体重計や血糖値測定器の測定画面を自動解析&記録。iPhone、Android対応。栄養分析やカメラロール解析など無料。

各栄養素の摂取量の基準値を初期設定からカスタマイズできるところが八須さんにとっての『カロミル』の魅力。また、食事記録に特化したシンプルな設計もポイントだ。

「とはいえ、僕は毎日記録しているわけではありません。自分にとって最適なカラダづくり専用の献立を考えたので、今はほぼ毎日同じものを食べています。よってその献立をアプリに記録しておいて、たまに他のものを食べたくなった時に見返して、摂っていいカロリーや栄養素の上限値を再確認してから、改めて食べるものを考えます」

定番メニューと同等または低いカロリーのものをチョイス
定番のホッケ定食以外のものを食べたい時は、同等のカロリーまたはホッケ定食より低カロリーなものをチョイス。「拠り所となる献立を入れておけば、減量もスムーズです」。

「自分にとって理想的な食事内容を一つでもアプリに記録すれば、何を摂るか迷った時もブレません。何かあった時に立ち返るものとして食事記録アプリを使うのもアリですよ!」

ポイント① 表示がシンプルでとにかく見やすい。
表示がシンプル
必要な摂取量と、それに対して摂った量の差分が一目見て分かる。「色合いもシンプルで見やすいんです」。

食事記録アプリを選ぶ段階で、八須さんが重視したのは操作性とデザインのシンプルさ

「『カロミル』なら確認したいデータをすぐ見られる。食事の指導などもなく、食事記録の入力グラフ化に特化している点も好みです。カラダを変えたい時は自分が普段摂っている栄養の数値を把握することが肝心ですが、『カロミル』のUIならパッと数値に目が行く。トレーニング初心者にもおすすめです」。

ポイント② ビタミン・ミネラルの摂取量も一目瞭然!
ビタミン・ミネラルの各栄養素ごとに上限値と摂取量がグラフ化
ビタミン・ミネラルの各栄養素ごとに上限値と摂取量がグラフ化。「何を摂るべきかすぐ分かるデザイン。AとC、摂らないとなあ」。

ビタミンミネラルなどの微量栄養素も足りているものと不足しているものがグラフを見ると一瞬で分かります」。

栄養のベースとなるのはタンパク質、脂質、炭水化物の3大栄養素だが、微量栄養素の摂取量まで抜かりなくチェックするのが八須さん流。「カラダづくりとなると3大栄養素ばかりに目を向けがちですが、食事制限にある程度慣れたら、微量栄養素の棒グラフもチェックすると食生活を見直すうえでも役立ちます」。

編集・取材・文/門上奈央 撮影/安田光優

初出『Tarzan』No.815・2021年7月21日発売

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