- 走る
〈ナイキ〉のランニングシューズ3足を履き比べ! シューズトライアル体験レポート
PR
デスクワーク中の息抜き兼ねて、3つのメソッド。10分かからず、肩がラクになるはずです。
リモートワークのようにデスクワークを長時間続けていると、肩こりはひどくなるばかり。
パソコンやタブレットを夢中になって操作すると、無意識のうちに背中が丸まり、緊張で肩が上がりやすくなる。肩甲骨が背骨から離れる「外転」と上がる「挙上」が起こり、そのまま固まりやすいのだ。
こちらの記事(「肩こりを治すために知っておきたい3つのこと」)で紹介した通りタイプもさまざまな肩こりだけれど、ケアの方法は①リリース、②ストレッチ、③トリガーポイントの3ステップ。以下、順番に試してみて欲しい。
まずはリリースで肩甲骨を下げる「下制」を行う(「肩甲骨下制ストレッチ」)。ホットパックを当てると筋膜が緩んで効き目アップ。左右を替えて、各20~30秒キープ×1~2セット行う。
次のストレッチでは、ガチガチに固まった肩甲骨に動きを出す(「肩甲骨ストレッチ」)。上体を倒して体重をかけながら行うと、肩甲骨が剝がれて血行も良くなる。10回×1~2セット行う。
仕上げにテニスボールを活用し、棘下筋をマッサージ。肩関節の動かすインナーマッスルのなかで、棘下筋だけは一部が露出している。そこをピンポイントで狙うのだ。ここは「アームライン」と呼ばれる筋膜の連なり上にあるトリガーポイント。デスクワークでピンと張り詰めた腕と背中のこわばりが、緩んでくる。左右各20~30秒×1~2セット行う。
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/大谷亮治 監修/澤木一貴(SAWAKI GYM)
初出『Tarzan』No.803・2021年1月28日発売