走力UPもできるインドア有酸素運動に挑戦!
有酸素運動と聞くとまず頭に浮かぶのが、ラン、バイク、スイムだろうか。屋外または、ジムに行く必要があると思いがちだが、自宅の室内でも有酸素運動は可能だ。今回は心肺機能、リズム、体幹の3カテゴリーに分け、それぞれ3種目のトレーニングを用意した。
- 心肺機能:ランの動きに近いステップ系の種目と下半身トレの組み合わせ。下半身トレは、ランニング時のケガ予防にもなる。
- リズム:長くラクに走るために必要なリズム感を養える。スピードを上げることよりも一定のリズムで行うことが大切。自信がなければメトロノームのアプリなどを活用するとよい。
- 体幹:コアトレーニングにもなる有酸素運動。取り組むことで、ランニングフォームの改善、安定にもつながる。
脂肪を燃焼させることができるのはもちろんのこと、カラダの弱点の補強ができるメニュー。続けることでランニングのパフォーマンスもアップするはずだ。
心肺機能(計60秒×5セット)
ステップ系エクササイズと下半身トレの組み合わせ。脂肪燃焼も狙いやすい。
心肺機能セット①
心肺機能セット②
心肺機能セット③
リズム(60秒×5セット)
一定のリズムでトレーニングを行い、ランに大切なリズム&ペース感覚も養う!
① ランナーズランジ
両足を前後に1歩分開く。両手を太腿に。1、2のカウントで腰を落とし、3、4で元の位置に。30秒で足の前後を入れ替える。
② リズミカル・ニーアップ
両腕を大きく振りながら腿上げ。常にどちらかの足は床に。1、2で左脚を、3、4で右脚を上げる。なるべく膝を高く上げる。
③ リズミカル・マウンテンクライマー
両手を肩幅に、両足は腰幅に開いて床に。1、2で左の足首を伸ばしながら、左膝を胸に近づける。3、4で右膝を胸に近づける。腰の高さはなるべくキープしたまま行う。
体幹(計30秒×4セット)
体幹トレでランのフォームが安定すれば楽に長く走れる! さらに日常動作も快適に。
① ハーフニーリング・アームスイング
前後に足を開いて片膝立ちに。前足、両膝、後ろ足を一直線にする。30秒間前後に大きく腕を振る。セットごとに足の前後を変える。
② エルボーハンド・ウォーク
前腕と両足を床に。頭から踵までを一直線に。右手、左手の順で床につきカラダを持ち上げる。右、左の順で前腕を床について元に戻る。リズミカルに繰り返す。
③ グルートブリッジ・ウォーク
仰向けに寝て、両足を床についてカラダを持ち上げる。両腕を天井方向に伸ばす。膝の角度を90度ほどでキープし、左膝を胸に近づける。左足を元に戻し、右膝を胸に近づける。
全9種目から3つを選んで行おう!
心肺機能、リズム、体幹から1種目ずつチョイスするのが基本だが、徹底的に弱点を補強するために同じカテゴリーの種目を3つ選んでもよい。各カテゴリーの種目は下に行くほど強度が高くなっている。