• 鶏肉ばかりに飽き飽き。タンパク源に牛肉や豚肉を食べちゃダメですか?(20代男性)
FOOD
2020.05.08

鶏肉ばかりに飽き飽き。タンパク源に牛肉や豚肉を食べちゃダメですか?(20代男性)

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読者から寄せられた質問に、『ターザン』が誇る一流トレーナーがズバリ回答! 筋トレ・ボディメイクの悩みには、日本体育大学体育学部准教授にして現役ボディビルダー、「バズーカ岡田」の異名でも知られる岡田隆先生が向き合います。

今回の質問

旨い肉を食べるために鍛えていると言っても過言じゃない筋トレ男子です。ビルダーでもある岡田先生は鶏肉を食べる機会が多いと思いますが、牛肉や豚肉も欲しくなりませんか? 自分は正直、筋肉のためとはいえ鶏ばかりの食生活にかなり飽きてしまい…。また、牛や豚を食事に取り入れる時はどんなタイミングで、どの程度の量を食べますか? 筋肥大にいい牛、豚の食べ方も教えてください!(20代男性)

鶏肉は、部位を気にせず食べられる。

よくぞ聞いてくれました。自分は鶏肉だけではなく牛肉や豚肉、魚。それぞれをメインにした食生活でカラダを仕上げた経験がありますが、鶏肉以外の食材をタンパク源にしても、筋肉は十分に発達しますし、減量も可能です。

だから、トレーニーは必ずしも鶏肉を食べないといけない訳ではない。まずはこの点を心得ておきましょう。

ならば、なぜわれわれボディビルダーが鶏肉中心に食べるかと言うと、結局鶏の方が脂肪の少ない部位が多く、減量と筋肥大の栄養管理に適しているからなんです。

牛であればモモやランプ、豚であればヒレなど脂肪の少ない部位はありますが、他の部位はどうしても脂肪過多気味になってしまう。鶏ならば皮以外はほぼ低脂肪なので、部位を気にせず食べられる。このメリットは大きいです。あと、鶏は基本的に安く買えるのもポイントですね。

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サラダチキンを使った冷製レモンパスタ(詳しいレシピは「本気でカラダを絞るなら"サラダチキンウィーク"に挑戦だ!」へ)。

牛肉、豚肉、サバ、ホッケ…。

自分も牛や豚、魚は大好きなので、たまには食べていますよ。食べれば当然おいしい訳で、味覚はもちろん精神的にも満たされる。トレーニーはそういう感覚で摂るといいのではないでしょうか。

僕は凄く筋トレを頑張った後などにおいしいステーキを食べるとすごく元気になれますし、その後のトレーニングに対するモチベーションも変わってくる。ご褒美的な意味合いで牛肉を食べる機会が多いですね。

豚肉に関しては、脂がのっているほどおいしいってところがあるじゃないですか。なので、無理に脂身の少ない部位を摂るのではなく、絞っていない時期にバラ肉やロース肉を心置きなく食べるといいと思います。

あとは魚ですが、僕は鯖やホッケをタンパク源にしていたことがあります。

魚のメリットは、肉類と違って噛む力があまり必要ないこと。1日に鶏肉を5、6回小分けにして食べるような時期ははっきり言って“食べ疲れ”のような状態になるのですが、そんな時にそれらの魚を食べると楽になったりしました。魚は脂が比較的少ないですし、そういう特長もあるので変化をつけつつメニューに組み込めるといいでしょう。

このあたりのルールを身につけておくと、付き合いで居酒屋などに行っても赤身のステーキや鯖、ホッケなどで上手にタンパク質を摂ることができる。食材選びのコツがわかれば、よりカラダが作りやすくなります。頑張ってください!

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カラダの組織を形づくっているタンパク質は、体脂肪のように際限なく溜め込むことができない。なので、1日当たりの適正量をせっせと取り入れなければ健全な肉体を保てない。筋肥大を目指すならば、体重65kgで最低でも97gのタンパク質は必須、豚肉なら1日約480g平らげて一人前のトレーニーなのだ(画像は「筋肥大させるためには何をどう食べたらいい?」より)。
PROFILE
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岡田隆/1980年、愛知県生まれ。日本体育大学体育学部准教授。柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。日本体育大学・同大学院卒業後、東京大学大学院へ。2016年リオ五輪男子柔道の全7階級メダル獲得に貢献。「バズーカ岡田」の異名で筋トレなどを各メディアで解説。現役ボディビルダーで16年日本社会人ボディビル選手権大会優勝。『新しい筋トレと栄養の教科書』など著書多数。

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取材・文/黒田創 イラストレーション/unpis

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