必要なのは壁だけ!「ウォールホールド」で立ち姿勢を美しく|キレイをつくる自宅トレvol.40

「キレイをつくる」をテーマに、自宅でできるさまざまな自体重トレーニングを紹介していく当企画。今回は「背中」のトレーニングです。背中のなかでも、美しい姿勢をキープするために必要な脊柱起立筋にアプローチ。コツコツ続けて後ろ姿美人を目指しましょう。

取材・文/黒澤祐美 撮影/角戸菜摘

両肘で壁を強く押す。

今回のトレーニングは「ウォールホールド」。

壁を背にして立ち、両肘で壁を押したままキープするトレーニングです。ポイントは、脇を締めて胸を開くこと。プルプル震えても、頑張ってキープ!

応用編はさらに一歩前に出て、角度をつけることで負荷を上げます。肘で壁を押す、緩めるを繰り返して肩甲骨を動かします。肩まわりの血流が回り、肩こり改善にも。

基本編:ウォール・ホールド

ウォールホールドのやり方その1

壁に背を向けて立ち、肘を90度に曲げる。両肘で壁を押しながらカラダを支え、胸を開いて10秒間キープ。

応用編:ウォール・エルボー・プッシュアップ

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ウォール・エルボー・プッシュアップのやり方その1

ウォール・エルボー・プッシュアップのやり方その2

  1. 基本編の立ち位置から、一歩前に出る。肘を90度に曲げ、上体を壁につける。
  2. 脇を締め、両肘で壁を押して、上体を壁から少し離す。胸を開いて、肩甲骨は寄せるイメージで。これを20回繰り返す。
教えてくれた人
羽田真弓さん
羽田真弓さん(はた・まゆみ)/1987年生まれ、パーソナルトレーナー。早稲田大学大学院修了。小学校2年生から新体操を始め、高校時代には東北大会個人総合優勝、インターハイ4位、国民体育大会4位などの成績をおさめる。早稲田大学大学院ではコーチングについて学び、新体操指導者として活動。心身の健康について興味を持ち、スポーツ業界へ。ピラティスの指導もあり。