舌も喜ぶ「冷やし焼き芋のジャンボンフロマージュサンド」|レジスタントスターチをおいしく摂る #4
レジスタントスターチがおいしく摂れるレシピを紹介!
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 スタイリング・料理・栄養監修/美才治真澄
(初出『Tarzan』No.771・2019年8月29日発売)
レジスタントスターチとは?
食物繊維のように消化・吸収されにくく、健康維持に役立つ生理作用がある食物の総称をルミナコイドといい、レジスタントスターチはそのひとつ。期待される作用は食物繊維のそれとほぼ同じで、血糖値の上昇を防いでくれる。
またレジスタントスターチは、腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸という物質を増やすことも分かっている。短鎖脂肪酸は大腸上皮のエネルギーになったり、腸のバリア機能を調整したり、食欲を抑制したり、認知機能の改善にも関わる物質。まだ研究段階だが、レジスタントスターチには病気予防の可能性も秘められている。
食べ応えも十分なサツマイモサンド。
パンと見紛うその正体はコンビニで買える冷やし焼き芋。こちらもレジスタントスターチの宝庫。自分で作る場合はサツマイモをアルミホイルで包み、200度のオーブンで60分程度焼いて冷やす。
※サツマイモ(100g)のレジスタントスターチ量1.5g
材料(1人分)
- 冷やし焼き芋(市販) 1本(100g)
- 生ハム 3枚(15g)
- カマンベールチーズ 1/2個(50g)
- 粗挽き黒胡椒 適量
3ステップで作る「冷やし焼き芋のジャンボンフロマージュサンド」
ステップ1. 冷やし焼き芋は縦に切れ目を入れる。
ステップ2. カマンベールチーズを薄切りにして1に挟む。
ステップ3. 次に生ハムを挟み、粗挽き黒胡椒をたっぷり振る。