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自宅で本格的に! 全身に効く7種目に挑戦|0から始める男のピラティス(4)
教えてくれた人:菅原順二(すがはら・しゅんじ)/1978年まれ。全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。Body Element Pilatis マスタートレーナー。豊富なトレーニング知識を持つ。スタジオ〈アランチャ〉代表。
前回の記事で行ったプレピラティスは創始者のジョセフ・H・ピラティス氏が考案したメソッドをわかりやすく簡略化したもの。基本的な動きをある程度マスターしたら、続いては本来のピラティスを体得したい。
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「プレピラティスに比べるとより全身運動的要素が増え、脊椎や胸郭、股関節の連動性が問われる種目が多くなります。さらには基本の呼吸法と背中のエロンゲーションを意識する必要がありますから、最初のうちは頭が混乱するかもしれません」
「でもそうしたポイントをなあなあにせず着実に行ってください。根気強く続けることでそのうち流れをつかんで自然にこなせるようになるはず。それが皆さんの本来持っている正しいカラダの動かし方なのです」(トレーナー・菅原順二さん)
目次
1. ロールアップ(10回)
スパインツイスト背中全体の柔軟性アップと体幹の強化にはもってこい
2. ロールオーバー(10回)
体幹と背中まわりのエクササイズ。腰椎の柔軟性向上に効果的
3. スパインツイスト(左右5回ずつ)
脊椎と胸郭の連動を意識しよう。腹筋や体幹のトレーニングにも
4. スイミング(3回)
背筋や臀筋、ハムストリングス。背部の筋肉にしっかり効かせる
5. ニーリングサイドキック(5回)
股関節の動作改善や体幹および 全身のバランス強化をもたらす
6. クリスクロス(左右5回ずつ)
股関節・胸椎の動きを改善。体幹トレーニングの役割も
7. サイドベンド(左右5回ずつ)
体幹を中心に全身を大きく使い脊椎と胸郭の動きを改善する
ピラティスを段階的にマスターしよう!
取材・文/黒田 創 撮影/大嶋千尋
(初出『Tarzan』No.755・2018年12月13日発売)