Tarzan Webが選ぶ、今週やりたいこと。|2025年5月3週目のWeekly Watch List

今週見逃せないスポーツ大会や映像配信、参加型のイベントなどをTarzan Webが選んで紹介します。

文・岡島みのり リサーチ/林暖茄

5/12(月)|神宮球場の芝生で、心と身体を開放するヨガに挑戦。

明治神宮野球場のグラウンドで行われる『神宮スタジアムナイトヨガ』は、毎回約2,000人が参加する大人気のイベント。今年は5月26日から全9回のスケジュールで行われ、18歳以上なら誰でも無料で参加ができる。初回の入場予約は本日12日からスタート。夜風が心地よい絶好のロケーションのなか、気軽にヨガに挑戦できるチャンスなので、気になる人は早めの申し込みを。もっとアクティブに動きたい人は、ヨガ開始前に神宮外苑を巡るノルディックウォーキング講座(限定15名)もあわせてチェックしよう。全身の90%の筋肉を同時に使う、安全で効率の良い有酸素運動なので、ヨガで整う前のワークアウトとしてピッタリ。

 

5/14(水)|「言葉」で野球を楽しんでみる。

3月末のMLB開幕、日本プロ野球開幕から2ヶ月弱。連日試合が行われるシーズン真っ只中の今、観戦だけでは味わえない、別の楽しみ方で野球への気持ちを盛り上げてみるのはどうだろう。集英社が発行する雑誌『kotoba』の最新号「野球のことば」特集では、選手や監督の座右の銘から、野球文学に刻まれた台詞、名実況の名調子まで、様々な角度から捉える「野球の言葉」をひもとき、野球と密接に結びつく“言葉の力”を考える内容を収録。目次には、文芸誌MONKYの責任編集柴田元幸による「アメリカ文学と野球の深い関係」や、スポーツジャーナリスト生島淳による「野村語録を考える」のほか、ミュージシャンでタレントのピエール瀧による「野球とニューウェーブと甲子園と」など、著者陣も切り口も多種多様のラインナップが並ぶ。

 

5/16(金)|世界三大自転車レース『ジロ・デ・イタリア』 を観戦。

フランスのツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャに並ぶ、世界三大自転車レースのひとつ「ジロ・デ・イタリア」が開幕。今年で108回目を迎える本大会は、バルカン半島にあるアルバニアでスタートし、全21ステージ、総距離3,413.3km、累積標高52,500mという過酷なコースを経て、6月1日にローマでフィニッシュを飾る。18のワールドチーム、5つのプロチームからなる全23チームの中では、プリモシュ・ログリッチ選手、エガン・ベルナル選手、リチャル・カラパス選手など、グランツールの優勝経験を持つ選手も揃って出場。この模様は、スカパー!、 J SPORTSオンデマンドなどで全ステージがLIVE配信される予定。画面越しにイタリアの美しい街並みや風景を望みながら、選手の熱狂的なレースを応援する楽しい機会に。

 

5/17(土)|ATP史上最年少の1位記録を持つテニス選手の裏側を知る。

怪我を乗り越えた選手は強い。21歳にしてグランドスラム4勝、世界ランキング1位を経験したテニスプレーヤー、カルロス・アルカラスもそのひとり。2024年シーズンでの彼の挑戦と葛藤を追ったNetflixのドキュメンタリーシリーズ『カルロス・アルカラス: マイウェイ』では、厳しいリハビリやプレッシャーに直面しながらも、家族やチームの支えを受け、自らのスタイルで道を切り拓いていく姿が描かれる。自身の選手人生に向き合う若き彼の勇姿からは、テニスに取り組む人や、近い境遇にいる人はもちろん、普段スポーツはしないという人でも、何か大切な気づきを得ることができるのでは?

 

5/18(日)|発酵好き精神科医と酒造りのプロの対談を聞く。

雑誌『精神看護』の公開対談が、紀伊國屋書店 新宿本店で5月25日14時30分より開催される。登壇するのは、“発酵好き精神科医”こと星野概念さんと、日本酒づくりのプロフェッショナル、石川達也さん。話すテーマは「どうしてうまくいかないのか!? 」。この対談では、「うまくいかない」ことの要因を、「うまくいく=あるべき姿(必然)を獲得すること」としているからだと捉え、まずはあえて「ねらわない」ことをとおして、必然ではない「偶然」を目指すことの意味やあり方を考えていく内容。雑誌自体は少し専門的な内容だけれど、精神医療と酒造り、まったく違うジャンルの2人による対談なら、専門的な知識がなくても興味深く楽しめそうな予感。参加費は無料。あいにく着席枠は終了してしまったが、予約がなくてもオープンスペースでの観覧が可能なので、ぜひスケジュールをおさえて。