ヨガと気づき|vol.20

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン

ヨガを始めた当初は、その身体への衝撃によく驚いていました。イラストレーターとして、1番ほぐすべきは、肩、腰、ハムストリングスだと感じています。

先生のコメント

陰ヨガは、数分間にわたって同じポーズを取り、じっくりと関節や筋肉を緩めながら行います。そうすることで、身体が内部からリラックスでき、血流やリンパ、さらにはエネルギーの流れる経路も通りやすくすることが出来るからです。

ゆっくりと時間をかけて深部を滋養するので、初心者や、シニアの方にも取り入れやすいのも良いところですね。

歳とともに身体は変化していきます。決して、アクティブなポーズを行えることが凄いのではありません。ヨガとは、どれだけ1つのポーズを、皆それぞれの心地よいポジションで行うかが大切。

その上で、日々自分自身の変化を観察し、無知を受け入れ、自らの内面も深く理解していきましょう。そうすれば自ずと、人や環境に対して真の思いやりを持った、嘘偽りのないコミュニケーションが取れるようになっていくはず。