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廃棄されるサイズの革の端材を組み合わせて生まれたのが〈ミズノ〉の軟式用野球グラブ《ツナギグラブ》。魅力は環境配慮の観点だけでなく、同じ配色のものが存在しないオンリーワンの一品。
どんなに効率的なパターンを用いても、グラブ製作時に出る革の端材。
従来であれば廃棄されるサイズの端材を組み合わせて生まれたのが〈ミズノ〉の《ツナギグラブ》。同じ配色のものが存在しないオンリーワンであり、環境配慮の観点からも魅力的だ。
グラブ製作時に出る革の端材を、パーツとして繫ぎ合わせた軟式用野球グラブ。野球をしていなくても思わず手にはめてみたくなるデザインが魅力。ノーマルとスモールの2サイズ展開。牛革製。17,600円。
手口部のランバードマークも《ツナギグラブ》専用のワッペンが採用されている。ランダムなプリントが施されており、ワッペンも一つ一つ異なるカラー。高い縫製技術によって端材を繫ぎ合わせている。ポップでカラフルな配色が可愛らしい。
「端材を有効活用するために、パーツごとに金型を作りました。パーツが小さくなるほどグラブの形状を整えるのは難しくなるのですが、作り手の卓越した技術によって実現しました」
と〈ミズノ〉のグローバルイクイップメントプロダクト部の茂木結矢氏。過去にも財布などの小物に端材を利用したことはあるが、グラブが作れたのは〈ミズノ〉が持つノウハウと技術があればこそ。
端材を活用しているものの、作りは本格派!
「耐久面を考慮しボールを受ける受球面などはサイズの大きな革を使っていますし、もちろん、天然皮革ならではの徐々に手に馴染んでいく感覚も味わっていただけます」
オンリーワンのグラブで、キャッチボールなんてどう?
取材・文/神津文人 撮影/小川朋央
初出『Tarzan』No.870・2023年12月14日発売