スピードカップス
3,300円
カラダと頭を使って老若男女で盛り上がるなら? ボードゲーム専門店〈すごろくや〉がまずおすすめしてくれたのは、《スピードカップス》。
手元にある5色のカップをいかに早く“お題カード”にあるビルや積み木と同じ色順に並べられるかを競う。このゲームのミソはお題カードに描かれている絵の向きが「縦」「横」ランダムなところ。
それによってカップを「縦に積むのか」「横に並べるのか」を判断する必要があるのだ。その分、一番に完成させてチーンとベルを鳴らせたときの気分は最高。
バウンス・オフ!
2,200円
プレイヤーは無数に穴が開いたトレイに交互にボールを投げ入れていき、“お題カード”に書かれた並びを先に完成させた方が勝利。五目並べにコントロールの要素を加えたようなゲームだ。
ボールを投げ入れる際は必ず1バウンドさせないといけないのもポイント。少しでも力が強いと思わぬ方向に飛んでしまうため、絶妙な力加減をマスターする必要がある。
鍵となるのは、いかに相手を邪魔して、自分に有利な方向に勝負を進めるか。球技の経験や筋力差にあまり左右されないので、大人から子供まで熱狂できるはず。
キャプテン・リノ:巨大版
11,000円
プレイヤーは順番に“屋根カード”と折り曲げた“柱カード”を積み上げていき、崩さずに手札の屋根カードを一番に使い切った人が勝ち。ルールを聞くと単純なバランスゲームだが、使用するカードのサイズが単行本くらい大きく、タワーはなんと最大で約3mに達する。
さらに、“屋根カード”の中に「順番を逆回りにする」などの特殊効果があるものや、付属のフィギュアを最上階に乗せる“リノカード”があるのも一筋縄ではいかない点。真剣かつ汗だくで盛り上がるはずだ。
ちなみにルールの説明書もなぜか巨大。
SIZE-UP
1,980円
“サイズ”をテーマにした変わり種ゲーム。その場にいる一人の「手の大きさ」「顔の長さ」などの数値をみんなで予想し、同梱されているメジャーで実際に計測。最も数字が近かった人がポイントを獲得できるという流れだ。
予想に使えるのは事前に10枚ずつ配られる“数値カード”に書かれたランダムな数字のみで、手札は一度使ったら終わり。運や戦略の要素も絡んでくるので、想像以上に白熱する。計測するお題の中には「力こぶの大きさ」などトレーニーならぜひサイズを知りたいものも。
ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神
880円
一人でも遊べる手のひらサイズの本型ゲーム。
「3駅先で電車を降りて」「適当に30分歩いて」などの“どこで”が書かれた章と「歴史の跡を探してみよう」や「食べたことのないものを食べよう」などの“なにを”が書かれた章に分かれていて、それぞれをランダムに開けば、お散歩の目的が指示されるというルール。
どのお告げもその気になれば実行できる塩梅になっているのが肝。見慣れた土地でもこの一冊を開くだけで発見ができるはずだ。お告げは全部で1936パターン。一生遊べるゲームとして持っておきたい。
INFORMATION
すごろくや 神保町店
スタッフに相談しながら購入可能。東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター7階、TEL:03-626102122 ●12:00〜20:00(土・日・祝は11:00〜、月・火休)。