交感神経優位の慌ただしい現代、いま注目すべきは、リラックスの副交感神経
交感神経と副交感神経のスイッチオンオフで整えられている、自律神経。実は、タイパ重視の現代の「急いだ生活」では、交感神経が働きっぱなし。マスクから解放されて、開放的な夏に向かう今こそ、副交感神経の役割が重要なのだ。
リラックス神経とも言われ、ブレーキ役の副交感神経は、加齢とともに弱体化するとも言われている。そんな、いま自律神経を整える鍵、副交感神経にフィーチャーした特集。
副交感神経からの自律神経の整え方を、呼吸、背骨リセット、汗、ゆる活、笑いの、大きく5つのアプローチで展開していく。
呼吸は、安眠に誘う、集中力を高めるなど、目的別の深呼吸メソッドを、カラダの歪みを正す骨格コンディショニングは、朝・昼・夜のシーン別に紹介。
また、交感神経を最適な状態に保つための上手な汗のかき方、太極拳やマンダラ塗り絵などのゆる活提案、笑って整えるエンタメコンテンツ集、と、今日から実践できるメソッドを具体的に解説していく。
センター綴じ込み企画は、ハーブ&スパイスを使ったリラックス効果をもたらす料理提案を。
ほかにも、季節の変わり目にやってくる気象病と自律神経の関係を紐解くページも。アクセルを踏みっぱなしの現代社会、休息のブレーキを上手にタイミングよくかけて、カラダとココロのコンディションを高めていこう。
ページを一部ご紹介!
2023年は交感神経優位時代。ハイブリッドワーク、腹側迷走神経、フリージング、映え疲れ…。6つのキーワードから、身近な自律神経にまつわるリスクを知っておこう。(本誌P10掲載)
苦手な上司や追い込まれた仕事、夕方以降もスマホ&PC。現在は交感神経が過剰にドライブする要因ばかり。なぜ副交感神経をフィーチャーするのか、整えるべき理由を学ぼう。(本誌P12掲載)
人が意識的に自律神経をコントロールできるのは「呼吸」のみ。呼吸筋ストレッチ、超呼吸法、システマブリージング。3つのメソッドを習得して呼吸を味方につけよう!(本誌P18掲載)
自律神経は脊柱管を通って全身に信号を送っている。悪姿勢や歪みで背骨が曲がれば、その乱れや不調に繫がる。座りっぱなし、長時間スマホなら、さらに背骨ケアを怠るべからず。(本誌P26掲載)
私たちにとって身近な汗。汗をかいて体温調節することは人が持つ優れた能力の一つ。自律神経を最適状態に保つため、夏を迎える前に、しっかり発汗できるカラダを手に入れたい。(本誌P34掲載)
ストレスがあると、自律神経が乱れるのはよく知られているが、悲しいかな現代社会はその原因に溢れている。上手く付き合い、乗り越えるための術を12のキーワードから探る。(本誌P40掲載)
食事でも副交感神経の活性化にトライ。活用すべきはその香りや成分がリラックスへと誘う、ハーブやスパイスだ。料理にトッピングして、副交感神経アップのマイ儀式としよう。(本誌P51掲載)
“笑い”はカラダにいいというが、果たしてどんな影響をもたらし、副交感神経をいかに高めるか。そのメカニズムを学び、プロが推すコンテンツに触れて“心から笑う”の実践を。(本誌P64掲載)
カラダと心のさまざまな不調を招き、また慢性症状も悪化させるという「気象病」。職場や自宅でカンタンにできる対策法を味方につけて、これからの梅雨シーズンを乗り切ろう。(本誌P68掲載)
そこかしこに“整い”を謳うサービスやアイテムは溢れ、世はまさに空前の自律神経ブーム!? 特集の最後にはこの新聞を読んで、己の知識をブラッシュアップしよう。(本誌P72掲載)
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