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  • 提供:カシオ計算機

耐衝撃×心拍センサー《DW-H5600》。〈G-SHOCK〉40年、進化したオリジン

《DW-H5600-1JR》BLACK(樹脂ベゼル)、41,800円

《DW-H5600-1JR》BLACK(樹脂ベゼル)、41,800円

“落としても壊れない時計”として40年前に誕生し、世界ブランドに成長した〈G-SHOCK〉。そして今、オリジン《DW-5000》を継承する《DW-H5600》が、新たな時を刻み始める。

進化するオリジン《DW-H5600》

「初号機は、〈G-SHOCK〉の原点です。〈G-SHOCK〉は40年の歴史の中でさまざまなトライをしてきましたし、挑戦し続けることは〈G-SHOCK〉のDNAですが、オリジンのデザインの縦横比は寸分も変えていません」と語るのは、外装やデザインの開発担当者、小島一泰さん。

〈G-SHOCK〉の耐衝撃構造の中に、新機能を加えることは、容易ではない。

最新機能のひとつは、光学式の心拍センサー。睡眠を含めた日常生活、ランやウォークなどの運動時の心拍数をセンシングする機能だ。

DW-H5600》の進化は、心拍数の計測だけに留まらない。高輝度フルオートLEDバックライト「スーパーイルミネーター」、カラダの動きを感知する加速度センサーも搭載。USBケーブル充電に加えて、ソーラーアシスト充電を採用し、充電量減でも時計機能が駆動する。

《DW-H5600》、全5モデルが登場!
左から《DW-H5600-2JR》41,800円、《DW-H5600MB-1JR》44,000円、《DW-H5600MB-2JR》44,000円、《DW-H5600EX-1JR》40周年&進化を記念した限定モデル(替えバンド、替えベゼル付き)60,500円

左から《DW-H5600-2JR》41,800円、《DW-H5600MB-1JR》44,000円、《DW-H5600MB-2JR》44,000円、《DW-H5600EX-1JR》40周年&進化を記念した限定モデル(替えバンド、替えベゼル付き)60,500円

小型化、薄型化、軽量化に加え、心拍計測機能を搭載した、“進化したオリジン”《DW-H5600》。スポーツに、日常使いに、ハイスペックな〈G-SHOCK〉をさりげなく腕に載せよう。オリジンの樹脂ベゼルのほか、ステンレスベゼルやカラバリ、アニバーサリーなど5モデルが登場!

専用アプリ『CASIO WATCHES』

《DW-H5600》の計測データはBluetooth™で、スマートフォンの専用アプリ『CASIO WATCHES』へ通信接続が可能。

環境への配慮も、進化した《DW-H5600》の特徴だ。バンドとベゼルには、環境を配慮した植物由来の「バイオマスプラスチック」を使用、ケースには、トウゴマを使用したバイオマス樹脂にカーボン繊維をブレンドしている。

10年後の〈G-SHOCK〉も、人々の生活に密着しているはずです。これからのライフスタイルに合わせ、日進月歩で進む革新的な技術を取り入れていきます」

変えることなく、革新する。《DW-H5600》が、“進化するオリジン”たる理由である。

オリジンを守りながら、膨大な情報を、より見やすく

初号機である《G-SHOCK DW-5000C》

G-SHOCK DW5000-C

1983年に誕生した〈G-SHOCK〉初号機は、“落としても壊れないタフな時計”と北米で人気に火が付き、一気にグローバルブランドとなる。タフさの秘密は、時計の心臓部であるモジュールを、硬軟のパーツで包んで保護した耐衝撃構造にある。

オリジンのデザインサイズを守りながら、新規のパーツやデバイスを実装する開発は、容易ではありませんでした」と語るのは、《DW-H5600》の機能やアプリの開発を担当した黒羽晃洋さん。

「液晶に表示する情報量は従来モデルから増加しました。限られた液晶サイズの画面の作り込みには一つひとつ時間を掛けました。と同時に、メイン画面となる時刻表示では、ひと目でオリジンに見えることにも配慮しています」

そのため、細かい表示にも対応し、かつ視認性にも優れた、高精細なMIP液晶を採用したという。 こうした最新機能で進化し続けたオリジンは、《DW-H5600》を腕にするだけで体感できるのだ。

普段使いできるモデルにこそ、心拍計測を搭載したい

「自分の生活を見直せる心拍計測は、時代のニーズに合った不可欠の機能です。そのため、普段使いもできるオリジンに、心拍センサーを載せる開発に着手しました」(小島さん)

心拍数は、カラダの状態をリアルタイムで示す“鏡”。疲労が溜まっていれば、安静時でも数値は高くなる傾向がある。もちろん、安全に運動するためにも最適な指標である。この心拍センサーは、肌に密着させることで、血液の流れを読み取る。

光学式センサーを搭載しつつ、耐衝撃構造を結合させることも苦心しました」(小島さん)

もちろん、裏蓋の形状だけでなく、〈G-SHOCK〉としての質感も重要。そのため、“引き上げ”という技術を使って鍛造したという。

最新のセンシングを、〈G-SHOCK〉に搭載

ランやウォークでは、加速度センサーにより距離、時間、速度、ペースのデータを取得。光学センサーが心拍数を検出し、消費カロリーなどを割り出す。

ジムでのワークアウトやインターバルトレでは、タイムを計り、光学センサーによる心拍のモニタリングと連動させることが可能だ。

心拍計測で拡がる暮らしとカラダへの発見!

心拍計測により、日常生活やスポーツ時の生体情報をログ。継続して使うことで、睡眠の深さリカバリーの度合いまで知ることができる。

さらに、トレーニングや競技によって使用されるエネルギー源までも可視化できるのだ。こうした機能は、世界的な心拍計測デバイスメーカーであるポラール社の提供によるもの。

「ポラール社が蓄積するデータの信頼性は高く、さまざまな機能においてアルゴリズムを活用させていただいています」(黒羽さん)

また、スマートフォンのGPSデータと連携させれば、走行の軌跡はアプリのマップに表示可能。暮らしとカラダへの新たな発見は、《DW-H5600》がもたらすはずだ。

糖質、脂質、タンパク質の消費された割合も表示!

「ENERGY USED」は、行ったトレーニング内容から、消費された栄養素(糖質、タンパク質、脂質)の割合を示す機能。筋トレ派もラン派も、もちろん両方派も、タフに使いこなせる。

心身の回復状況を表示する「NIGHTLY RECHARGE™」

トレーニングや日常活動によるダメージからの、心身の回復状況が確認できる「NIGHTLY RECHARGE™」。就寝中にも装着することで、睡眠時間や自律神経の状態を自動計測する。

走った距離やスピードは加速度センサーで測定!

ランニングやウォーキングの距離や速度、ペースなどは、加速度センサーで計測。トレーニングデータは、スマートフォンの専用アプリ『CASIO WATCHES』の併用でさらに精度が上がる!

アプリのGPSと連動させトレーニングデータを活用!

『CASIO WATCHES』と同期させたうえで走れば、距離や速度、心拍数といったアクティビティログは地図情報とも連携できる。日々のトレーニングだけでなく、旅ランやレースでも活用しよう!

※スマートフォン連携によるGPS捕捉時のみ

INFORMATION

カシオ計算機 

https://gshock.casio.com/jp

取材・文/大田原透 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.858・2023年6月8日発売

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