- 鍛える
フィットネスの習慣化を助ける新感覚ライト《ライフコンディショニングシリーズ》を体験
PR
東大駒場キャンパス内にはある〈QOMジム〉を知っているだろうか? 長年バイオメカニクスを研究してきた小林寛道東京大学名誉教授が開発したマシンで、効率的なカラダの動作を学ぶことができるという。
軸をブラさずに手足を動かす、胸から下が脚だと思って走る、骨盤と上肢の動きを連動させる。
スポーツを習う際、そんな指導をされたことはないだろうか。高いパフォーマンスを発揮するために重要そうなことは理解できても、いまいち腑に落ちていないという人も多いはずだ。
「40年以上前からバイオメカニクスを研究して、動作を理論的に数値化してきました。しかし、理屈はわかっても動きをカラダで表現するのは簡単にできることではありません。体感し、繰り返すことが一番の近道です」と、〈QOMジム〉にあるトレーニングマシンの開発者である小林寛道東京大学名誉教授は話す。
カラダの動きを理解し、最小限の力で最大効率の動きを実現するにはどうすればいいか。長年研究してきたバイオメカニクスを基礎に、日本古来の武術からもヒントを得て開発されたマシンは、動作を学習するためのもの。
「筋肉や関節の連動、カラダの軸を安定させながらのダイナミックな動きといったあらゆるスポーツに通ずる原理原則を身につけられます」
実際にマシンを使ってみると、操るのが難しく思い通りに動いてくれないことも…。しかし、継続していけば、間違いなく運動能力が向上しそうな気配。体験すれば自分の伸び代を実感できるはず!
取材・文/神津文人 撮影/石原敦志
初出『Tarzan』No.856・2023年5月11日発売