通い方も、鍛え方も多様化。2023年 最新キャラ立ちジム7選

① ゴールドジム原宿ANNEX

→ビギナーから上級者までが満足できる鉄板の総合ジム

アメリカで生まれ、1995年に日本上陸を果たした〈ゴールドジム〉。原宿ANNEX店は、トレーニング上級者はもちろん、ライフスタイルとしてフィットネスを楽しみたい人も大満足できる名門の総合ジムだ。

「国内のゴールドジムでサイクルスタジオがあるのはここだけ。女性専用の桜島溶岩石ホットスタジオやサウナも備えています。もちろんジムエリアも充実していて、ここにしかないマシンや、女性専用のゾーンもあります」と、店舗責任者の河西大樹さん。

ビギナー、中級者向けのサポートシステムが充実しているのも〈ゴールドジム〉の特徴だ。そして、複数店舗を利用できる点も魅力に挙げられる。

② GRIT NATION Shibuya

→“動作を鍛える”新時代のアスリートトレーニング

都会のど真ん中、MIYASHITA PARK内にある〈グリットネーション〉。トップアスリートを支えるプロフェッショナルなコーチの理論を根拠に、筋肉ではなく動作にフォーカスしたプログラムを開発し、提供している。

少人数制のグループクラスであるため、コーチの目が細部まで行き届き、かつ仲間との一体感が味わえる。

「グループフィットネスの魅力は、仲間がいることで、一人だと億劫になる“あと一歩”が頑張れたり、続けられたりするところです。誰でも、何歳からでも、変われますよ！」と、コーチのRINさん。

プログラムは45分間。スピード、パワー、持久力、筋力、機能回復というテーマで用意されている。

③ BEAST TRAINING COLOSSEUM

→野性の強さと美しさを目指す原始的なジム

人生を楽しみ遊び続けるためには、野性の力が必要だ。〈ビースト トレーニング コロシアム〉のコンセプトは、人間が本来持っていたはずの野性を鍛えること。

倉庫をリノベーションしたジムに設置されているのは、サーモンラダー、クライミングロープ、雲梯、ペグクライム、サンドバッグといったプリミティブなものばかり。マシンの類いは置かれておらず、体組成計も用意されていない。

コーチの藤村育三さんは「自分のカラダを支えられて、運べて、跳べるなら、それが適正体重だと思うので、数字は気にする必要はないんです」と言う。

それぞれの目標に合わせてメニューが提案され、ビースト（会員）たちは遊ぶように鍛える。大人の遊び場である。

④ chocoZAP

→セルフエステ・脱毛も！ ジムの新しいカタチ

〈チョコザップ〉は、結果にコミットするパーソナルトレーニングでお馴染みのRIZAPが監修する新ジャンルのジム。

24時間365日利用できて、月額利用料はたったの3,278円。しかも、入会すると体組成計とヘルスウォッチが無償で提供される。さらにセルフエステ、セルフ脱毛の機器が設置（設備は店舗による）されており、こちらも使い放題だ。

「簡単、便利、楽しいがチョコザップのコンセプトです。たとえばエステや脱毛のついでに5分だけバイクを漕ぐというように、カジュアルにフィットネスを楽しんでいただけたらと思います」と、RIZAP執行役員の村橋和樹さんは言う。

2023年3月までに300店舗を目指すという〈チョコザップ〉。要注目だ！

⑤ BDC PILATES

→少人数制にこだわるマシンピラティススタジオ

〈BDCピラティス〉は日本初のグループ専門マシンピラティススタジオ。リフォーマーと呼ばれる専用マシンを使い、少人数制のレッスンとパーソナルレッスンを提供。

2022年10月にオープンしたばかりの銀座並木通りスタジオに加え、表参道や吉祥寺等にも店舗を展開し、恵比寿スタジオは女性専用となっている。

「自体重で行うマットピラティスと比較して、リフォーマーでサポートをすると、より目的の部位にアプローチしやすくなります。またBDCピラティスは少人数制にこだわり、グループでも一人一人にカルテを作っています」と、インストラクターの井上万里子さん。

カラダづくりを根本から見直し、歪みを整えたい人に特におすすめだ。

⑥ ハイアルチ

→高地を再現した低酸素環境。 効率よくトレーニング

マラソンやトライアスロンなど、持久系のアスリートが取り組むことが多い高地トレーニング。〈ハイアルチ〉は独自技術の設備で、2,500m級の高地と同様の低酸素環境を作り、日本初の高地トレーニングスタジオとして誕生した。

酸素の薄い低酸素環境下でのトレーニングは、効率よくカラダを鍛えられる。

「酸素が少ない環境でのトレーニングは赤血球の増加による持久力の強化、ミトコンドリアの活性化による脂肪燃焼効果と冷え性の改善、筋肉への酸素供給量を減らすことによる加圧トレーニングのような筋力増強効果が得られます」と、トレーナーの安蒜豊文さん。

多忙なビジネスパーソンや、市民ランナーにうってつけの場所である。

⑦ ニュートラルワークス.エビス

→カラダの状態を可視化し、ニュートラルに整える

〈ニュートラルワークス.〉の店舗内で展開しているパーソナルストレッチ＆トレーニングルーム。骨格と姿勢の状態を3D BODY SCANで、筋肉量や体脂肪率といった体成分をInBodyを使って可視化し、歪みや傾き、左右差などをストレッチとトレーニングで整えていく。

「ストレッチ専用マシンを活用したストレッチは、通常の自体重で行うストレッチよりも効果を感じやすいと思います。パーソナルトレーニングでは、目的や課題に合わせ、その人が本来持っているカラダの機能を引き出せるように、整えていきます」とトレーナーの井上ヒロヤスさん。

日々のコンディショニング＆メンテナンスに上手く活用したい場所だ。

取材・文／神津文人　撮影／小川朋央、角戸菜摘　編集／堀越和幸

初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売

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