自分の「睡眠の質」を読み解く、2つのツールを試してみた
新年度が始まる4月こそ、自分の睡眠と向き合いたい。企業向けの健康経営サービス「睡眠偏差値for Biz」と、個人で使用できる「ブレインスリープ コイン」。2つのツールを試してみた。
取材・文/山梨幸輝
初出『Tarzan』No.854・2023年4月6日発売
自分の「睡眠の質」を知るために、2つのツールを試してみた
「日本国民の約半数は睡眠に問題を抱えている」
これは枕で有名な〈ブレインスリープ〉が今年行った調査結果。さらに睡眠の質の悪化は仕事のパフォーマンスダウンに直結し、その経済損失額、1人当たり年間平均で約76万円! 自分がちゃんと寝られているか気になるはず。
そこで試したいのが2つのツールだ。まずは企業の健康経営サービスで全国1万人を対象にした調査『睡眠偏差値for Biz』。
15分程度のアンケートに答えれば、睡眠の質や仕事の生産性、ストレスなどを分析。データベースとなる1万人と比べた自分の順位や偏差値を知ることができる。
サイト&アプリで睡眠を多角的に評価
平均7時間睡眠のライター・ヤマナシが『睡眠偏差値for Biz』に挑戦。結果は偏差値46.9と低めで愕然。
もう一つはスマホアプリ『ブレインスリープ コイン』。
起動したまま眠ると入眠までの時間や中途覚醒の回数を感知し、睡眠の質を点数化してくれる。別売りの専用デバイスを使えば寝返りの回数や、寝付きと密接な関係がある寝床内温度なども計測できる。
ブレインスリープ コイン
『ブレインスリープ コイン』を試したところ、中途覚醒が多いことがわかった(画像左)。ちなみに担当編集はすこぶる快眠(画像右)。僕も精進します!
新年度のパフォーマンスアップを目指して、まずは自分の睡眠と向き合ってみては?