鍛えるシェフの筋肉レシピ:サバ缶とゴマの玄米まぜごはん
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈ビストロ エムキューブ〉代表の宮之原充さんに教えてもらった「サバ缶とゴマの玄米まぜごはん」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売
宮之原 充さん
教えてくれた人
国家公務員から転身。2007年横浜駅西口に開店後、15年に移転し〈ビストロ エムキューブ〉をオープン。旬の素材を活かしたフレンチと、和洋の枠にとらわれないスペシャリテが人気。
サッカー、野球、空手、ボクシングの経験者で、今も筋肉維持で筋トレを欠かさない〈ビストロ エムキューブ〉の宮之原充さん。
食も健康を意識。疲れのリセットにもおすすめの、ビタミン、ミネラル豊富な玄米で作る“リカバリーメシ”を教わった。
「玄米にサバ缶、梅干しなど、カラダにいいものだけを合わせたまぜごはんです。簡単で1品で栄養十分、お腹も満足といいことずくめで、店のまかないでも大活躍」
サバ缶とゴマの玄米まぜごはん
材料(1人分)
- 玄米ごはん(市販パック可)…100g
- サバ水煮缶(汁は切り、身はほぐす)… 1缶
- 黒すりゴマ…大さじ1+小さじ1
- 梅干し(叩く)…1個
- 鰹節…小分け1袋(約4.5g)
- ミョウガ(細切り)…1本
- 大葉(細切り)…2枚
- 白煎りゴマ…少々
作り方
- ボウルに玄米ごはん、サバの身、黒すりゴマ、梅干し、鰹節、ミョウガを入れ、しゃもじなどで混ぜ合わせる。
- 器に混ぜ合わせた1を盛り、大葉を乗せ、白煎りゴマを振る。
ポイント
栄養ポイントはここ!
玄米に多いビタミンの中でも、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるために必要。不足すると疲労を招きやすく、主食を玄米にして補うのは◯。また白米より玄米は低GI。血糖値の上昇を緩やかにするのも利点です。by 管理栄養士・河村玲子さん