あの名店の筋肉レシピ:鶏胸肉のキーマカレー シラス乗せ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈トラットリア モンテトミ〉富山秀一朗さんに教えてもらった「鶏胸肉のキーマカレー シラス乗せ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.841・2022年9月8日発売
富山秀一朗さん
教えてくれた人
フィレンツェやプーリアで経験を積む。帰国後、2015年現店開店。2020年から同店で週2回昼のみ、〈昼間のトミさん〉としてグルテンフリー無化調スパイスカレーを提供。
筋トレ歴約6年、〈トラットリア モンテトミ〉の富山秀一朗さんが作るスパイス×イタリアン。シラスを乗せて生青海苔を加え、タンパクマシマシにした鶏胸キーマカレーは、なんとノンオイル。
「具材を蒸し煮にして旨みや甘みを引き出しています。スパイスはブラックペッパー、クミン、ターメリックの3種類があればOKです!」
鶏胸肉のキーマカレー シラス乗せ
材料(3人分)
- 鶏胸肉挽き肉(皮なし)…400g
- 玉ネギ(一口大に切る)…中2個
- 塩…小さじ1強
- ニンニク(厚めに切る)…3片
- ショウガ(洗って皮ごと輪切り)…1片
- トマト(4等分に切る)…中1個
- [A]
- ブラックペッパー(できればホールを挽く)…大さじ1強
- クミンシード…大さじ1弱
- ターメリック…大さじ2弱
- 水…3カップ
- 生青海苔…50g
- 釜揚げシラス…適量
作り方
- 鍋に玉ネギ、鶏肉、塩、ニンニク、ショウガ、トマトを入れ、蓋をして強めの中火で蒸し煮にする。
- 1の具材から出た水分が飛んだら、Aのスパイスを入れ混ぜ合わせる。さらに水を加え、中火で煮る。汁がサラッとしてきて具材もなじんだら、生青海苔を加えてひと煮立ちさせる。
- 器に盛り、シラスを乗せる。
ポイント
栄養ポイントはココ!
ノンオイル&蒸し煮という調理法と、挽き肉に鶏胸肉(しかも皮なし)を使うことで大幅な脂質カットが実現しています。トッピングしたシラスはビタミンDも豊富で、筋肉の合成や筋肉の回復にも役立ちますよ。
by 管理栄養士・河村玲子さん