日々トレーニング、目指せ脱げるカラダ! 体脂肪率を改善したい
体脂肪率を改善し、脱げるカラダを作るにはビタミンB群の摂取が大切です。アメリカンポークは低脂肪、高タンパク。そしてビタミンB群もしっかり摂れます!
「来年こそ、脱げるカラダに応募したい!」、その心意気を支えてくれる知識が、栄養学を取り入れたフィジカルマネジメントにほかならない。管理栄養士にしてパーソナルトレーナーの河村玲子さんはこんなアドバイスをしてくれた。
河村玲子さん
教えてくれた人
かわむら・れいこ/管理栄養士、パーソナルトレーナー。豊富な栄養の知識とカナダで学んだダイエットビジネスの経験を活かした質の高いトレーニングを提供する。
「脱げるカラダを目指すならば、動物性タンパク質をしっかりと摂取しながら、糖質と脂質でカロリーを調整します。そしてこれらの3大栄養素を血や筋肉にしたり、エネルギー源として有効活用するために肝心なのがビタミンB群です。ビタミンを食事から摂れるようなフィジカルマネジメントを心掛けてください」
そしてタンパク質と栄養素の相乗効果を期待できるアメリカンポークのレシピを紹介していただいた。
高タンパク質なだけでなく、アメリカンポークは下のグラフのように、鶏肉や和牛と比較して脂質が少なく、体脂肪率の改善に適している。そしてタンパク質の代謝で活躍するビタミンB6やリンも豊富に含まれ、トレーニング後の回復を促してくれる。またビタミンB1も鶏肉の数倍、和牛の約10倍も含まれ糖質代謝をサポートし、トレーニング中のスムーズなエネルギー産生を実現してくれるのだ。
各栄養素からエネルギーを作るのに必須とされるナイアシンも鶏肉、和牛の倍以上摂ることができるので「カラダ作りに活用しない手はない!」と河村さんは太鼓判を押す。
アメリカンポークは栄養素がギッシリと詰まっていて、しかも肉質が良く美味しい。まさにトレーニーの食卓の新定番、強い味方です。
ここが違う! アメリカンポークの栄養素
① タンパク質の代謝で活躍する ビタミンB6が和牛の約2倍。
② 鶏もも肉や和牛肩ロースよりも 脂肪が少なく、高タンパク質。
③ 各栄養素からのエネルギー作りに不可欠なナイアシンが豊富。
アメリカンポークは高タンパク質なだけでなく、生産者の飼料の見直しなどによってカロリー、脂質が少ない肉質に。脱げるカラダ作りに欠かせないビタミンB群、ナイアシンも豊富です。
【レシピ】ポークソテー〜夏野菜のサルサソースがけ〜
マンゴーサルサのビタミンで疲労した筋肉もさらに回復
「アメリカンポークのロース肉は、実は低脂肪なイメージがある鶏もも肉よりも低脂肪高タンパク質です。マンゴーサルサは抗酸化ビタミンもたっぷりなので、運動で負荷を与えた筋肉の疲労回復を助けてくれますよ」(河村さん)
材料(1人分)
- アメリカンポークロース(とんかつ用)…1枚
- 塩・胡椒…適量
- ニンニク…3片
- サラダ油…適量
- [A]
- ミニトマト…5個
- 玉ネギ…1/4個
- マンゴー(冷凍)…5片(50g)
- キュウリ…1/2本
- [B]
- バジルの葉…3枚
- レモン汁…小さじ2
- オリーブオイル…小さじ2
- 塩・胡椒…適量
- 砂糖…少々
作り方
- アメリカンポークの脂身と赤身の間に切り目を入れ、筋切りする。両面に塩・胡椒を振る。ニンニクは皮を取る。
- ミニトマトを4分の1の大きさに切り、その他の[A]の材料は角切りにする。
- ボウルにバジルをちぎり入れ、[B]のその他の調味料と合わせたら、2を加えて和える。
- フライパンにサラダ油をひいて、ニンニクを入れて火にかける。
- 4に1のアメリカンポークを乗せ、両面焼いたら、3とともに皿に盛り付ける。
【レシピ】甘辛ポークと舞茸の麺つゆおろしポン酢がけ
舞茸には筋肉合成を促すビタミンDがたっぷりです
「筋肉合成にはアメリカンポークに豊富なタンパク質、ビタミンB群とビタミンDを摂ることが重要だと近年わかってきました。舞茸はビタミンDが特に豊富なきのこ。アメリカンポークとの組み合わせは百人力!」(河村さん)
材料(1人分)
- アメリカンポーク肩ロース(薄切り)…150g
- 片栗粉…小さじ2
- 舞茸…1/2房
- 大根おろし…適量
- 七味唐辛子…適量
- ゴマ油…適量
- [A]
- 醬油…小さじ1
- 砂糖…小さじ1
- [B]
- ポン酢…大さじ3
- 麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ2
作り方
- ビニール袋にアメリカンポークと[A]を入れて揉んだら、片栗粉を入れてさらに揉み込む。舞茸は小房に分ける。
- 熱したフライパンにゴマ油をひき、1の肉を入れて炒める。肉の色が変わってきた頃に舞茸を入れ、一緒に炒める。
- 皿に2と大根おろしを交互に乗せる。[B]を合わせて回しかけ、七味唐辛子を振る。