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いつかアイアンマンとフィジークの両方に出場したい。筋肉図鑑 vol.50|駒田博紀

トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第50回はスイス発のランシュー&ウェアブランド〈On〉日本支社の代表を務める駒田博紀さんにフォーカス。

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【今回の筋肉】駒田博紀さん
駒田博紀

身長177.0cm、体重76.9kg、体脂肪率17.1%、骨格筋量36.2kg。1977年生まれ。スイス発のスポーツブランド〈On〉の日本進出時よりセールスとマーケティングに従事。2015年設立の〈On Japan〉ヘッドオブセールス&マーケティングとして参画。20年3月から代表を務める。

街ランやトレラン、トライアスロンがライフワークとなり久しいですが、最も長く続けているのは13歳の頃に始めた空手です。もともと喘息持ちで体格も小さく、空手を通して出会った恩師の教えに触発されて、練習に打ち込むなかで筋肉がつき、カラダも強くなっていきました。

実は初めてウェイトトレを本格的に始めたのは2020年秋。参加を予定していたレースが中止になり、道場に行く頻度も激減。体重は87kgまで増えました。

妻からは「お腹出たねぇ。あんなに運動好きだったのに…ジム行かないの?」と言われ、それが後押しになりました。それまで“魅せる”ために鍛えた経験はなかったですが、立場上そうも言っていられません。ジムに入会して週3〜4回全身バランスよく鍛えるほか、週3回はロードやトレイルを走りました。

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駒田博紀さんの【腕橈骨筋】

駒田博紀

「昔、空手の恩師と約束組手した時から師の太い前腕に憧れが」。自ら叩いたり、手をグーパーして握力を強化して育んだ。

駒田博紀さんの【僧帽筋】

駒田博紀

「琉球古武道において棒を繰り返し振り下ろすなかで大きくなりました」。最近習慣化した週1の懸垂の成果もあるはず。

駒田博紀さんの【大胸筋】

駒田博紀

「僕のやっている沖縄空手は“フルコンタクト”。打撃された時、瞬時に防御するのに胸筋が大切」。

この歳でもカラダが変わると気づいた

食事については妻のサポートがとても力になりました。お気に入りは、柔らかな鶏ハムとオートミール入りのキムチチャーハン。絶品です!

カラダはだいぶ変わりましたが、筋トレは引き続き行いますよ。ユーチューブを見ていると、フィジーカーの筋肉美に感心しきり。自分はまだまだだなと思う反面、この歳でもカラダが変わると気づいた今、どこまで変われるのかを試してみたい欲も湧いてきました。

いつかアイアンマンレースとフィジークの両方に出られたら、きっと楽しいだろうな。フィットネスは仕事であり、最高の遊びでもある。〈On(オン)〉ではウェルビーイングというテーマを大切にしていて、その意味は自分の中ではある程度ハッキリしています。

たとえば、仕事をなるべく時間通りに終わらせてジムに行くか、走りに行く。鍛えた後はサウナに入り、帰宅して妻が作ってくれた料理を食べ、愛猫と遊んでから寝る…そんな日常が理想です。

取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.819・2021年9月22日発売

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