【今回の筋肉】駒田博紀さん
街ランやトレラン、トライアスロンがライフワークとなり久しいですが、最も長く続けているのは13歳の頃に始めた空手です。もともと喘息持ちで体格も小さく、空手を通して出会った恩師の教えに触発されて、練習に打ち込むなかで筋肉がつき、カラダも強くなっていきました。
実は初めてウェイトトレを本格的に始めたのは2020年秋。参加を予定していたレースが中止になり、道場に行く頻度も激減。体重は87kgまで増えました。
妻からは「お腹出たねぇ。あんなに運動好きだったのに…ジム行かないの?」と言われ、それが後押しになりました。それまで“魅せる”ために鍛えた経験はなかったですが、立場上そうも言っていられません。ジムに入会して週3〜4回全身バランスよく鍛えるほか、週3回はロードやトレイルを走りました。
この歳でもカラダが変わると気づいた
食事については妻のサポートがとても力になりました。お気に入りは、柔らかな鶏ハムとオートミール入りのキムチチャーハン。絶品です!
カラダはだいぶ変わりましたが、筋トレは引き続き行いますよ。ユーチューブを見ていると、フィジーカーの筋肉美に感心しきり。自分はまだまだだなと思う反面、この歳でもカラダが変わると気づいた今、どこまで変われるのかを試してみたい欲も湧いてきました。
いつかアイアンマンレースとフィジークの両方に出られたら、きっと楽しいだろうな。フィットネスは仕事であり、最高の遊びでもある。〈On(オン)〉ではウェルビーイングというテーマを大切にしていて、その意味は自分の中ではある程度ハッキリしています。
たとえば、仕事をなるべく時間通りに終わらせてジムに行くか、走りに行く。鍛えた後はサウナに入り、帰宅して妻が作ってくれた料理を食べ、愛猫と遊んでから寝る…そんな日常が理想です。