ニューヨーク嶋佐和也が挑戦! スライドボードを活用した4分間の高強度トレーニング
スピードスケートのようにボード上を滑ることで体幹を鍛えられる「スライドボード」。今回このギアを使って実践できる、1回4分の高強度トレ「HIIT」をお笑いコンビ〈ニューヨーク〉の嶋佐和也さんに挑戦してもらった。
取材・文/門上奈央 撮影/山城健朗
初出『Tarzan』No.807・2021年3月25日発売
滑るトレーニングに、ニューヨーク嶋佐さんが挑戦!
自宅トレが主流となった昨今、注目を集める「スライドボード」。
「スピードスケートのようにボード上を滑ることで、体幹強化やコントロール能力の向上などが狙えます」と、齊藤邦秀トレーナー。
教えてくれた人
あらゆる種目に応用できてHIITに最適だが、最初は滑ることに恐怖心も。そこで職業柄“滑る”ことに腹が据わっていて(!?)、筋トレを趣味に挙げる〈ニューヨーク〉の嶋佐和也さんに、齊藤さんが考案したHIIT(1種目20秒&10秒レスト×4セット)を実践してもらうことに!
滑った人
「HIITは初体験。去年までボクシングジムに通ってましたが、今はたまに腕立て伏せするだけ。嬉しいことに最近忙しいんでね…(笑)」
さて、存分に滑ってもらおう! 最初にボードの上に立った嶋佐さん、
「ウワッ難しい。滑る! 怖い!!」
と意外な反応。本番前に練習。非日常な滑りの動作も即座にマスター。
「慣れていらっしゃいますね!!」
との齊藤さんのジョークを華麗にスルー! いよいよ本番。開始の音が鳴り、目の色が変わった嶋佐さん。
「体勢とるのがキツい。体幹が〜!」
① スケーター
- スライドボードの端から端まで左右に滑る。
- 片方の端まで進んだら切り返して逆側へ。
- お尻を後方に引いて姿勢を低く保ったまま、両腕を振って反動をつけて滑るのがポイント。
② オルタネイティブロールアウト
- スライドボードの端に両膝をつき四つん這いに。
- 片方の肘を曲げつつ逆の手は前方にスライド。
- 胴体がボードにつかないよう手を伸ばしたら、手を滑らせて元の姿勢に。
- 左右交互に繰り返す。
③ リバースジャンピングクライマー
- スライドボードの脇に両手をついて姿勢を支える。
- 踵を滑らせて片脚ずつ左右交互に伸ばす。
- 腹筋をはじめ体幹部に力を入れて、お尻の位置を高く保つこと。
④ プランクパイク
- 両手をボードに広めにつく。
- 両脚を揃えたまま、爪先に重心を乗せて後方に伸ばし切る。
- 引き続き両脚を揃えた状態で、お尻の位置を高く引き上げながら、両足を元の位置に戻す。
「3種目っすか? 息がゼイゼイ」
「あぁースゴい。滑るから大変!!」
残り3、2、1、終了。ハァ〜と倒れ込む嶋佐さん。だがフォームも終始美しく、4分間見事滑り切った。
「ジムで数十分運動した時以上にキツいかも。自体重トレだとここまで息が切れないし、ジムトレ後に近い爽快感もある。1回4分で済むのはありがたいっす。ボード上だけなら滑るのもアリ!!」