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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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すべり台、鉄棒、ベンチなど、公園でおなじみのものを使い、童心に帰ってパワフルに楽しもう! 公園が近くにないというあなたには、階段を使ったHIITもおすすめだ。周囲に迷惑がかからぬよう、マナーを守りつつ試してみよう!
遊具で一心不乱に遊ぶ子供たち。彼らを見習って、公園を舞台に全力でHIITに挑戦してみよう。監修してくれたのは、自身も3児のパパである齊藤邦秀トレーナー。
「すべり台を逆に上る、ベンチに土足で上がるなどは “正しい用法”ではないので御法度。遊具の正しい用法に従ったうえでとことん追い込める4つの種目を考えてみました」
使うのは、すべり台、鉄棒(大・小)、ベンチと、公園でおなじみのものばかり。ジャンプ、プッシュ、アジリティなど多様な動作で全身をバランスよく動かせる。1種目につき30秒、種目間のレストも30秒確保し、これを計8回繰り返すこと。
「ヒトがエネルギーを作り出すシステムは主に無酸素系システムと有酸素系システムに、前者はさらにATPーCP系、解糖系に分けられます。HIITはエネルギーシステム全体の向上を狙う運動ですが、今回の公園HIITの運動時間を30秒に設定することで解糖系が優位に働きやすいと考えられます。つまり、筋肉中の糖をエネルギー源として燃焼することが期待できるので、特にダイエッターにおすすめです」
またレストは遊具間の移動を含めて30秒と長めに設定している。
「休息しつつ、遊具間の距離がある場合はジョグで移動しましょう」
他の利用者に配慮して、早朝に実践するのが吉。公園を素通りしていた諸君、子供と行ってもスマホばかりいじっているパパたち、さあ、童心に帰ってパワフルに楽しもう!
オフィスやマンションで日々目にする階段。ここだって立派なHIITの舞台になる。
「階段の段差で昇降動作やジャンプなど、いろんな種目ができます。1種目20秒&10秒レストを8周行うといい運動に」
また階段をシンプルに駆け上がるだけでもHIITとして有効だ。
「20〜30秒で6階まで上るのを目標に駆け上がります。30〜40秒のレストのうちにスタート地点まで戻り、時間が来たら再びダッシュ。計4セット行いましょう。くれぐれも人けのない階段で行ってください(笑)」
取材・文/門上奈央 イラストレーション/泰間敬視
初出『Tarzan』No.807・2021年3月25日発売