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糖質オフ食品、本当に美味しいのは？ ターザンのトレーナーと管理栄養士が徹底レビュー（主菜部門）
糖質オフはブームではなくもはやスタンダード。それを象徴するように世に溢れる低糖質食品たち。本当に美味しいのはどれか？ どう食べると美味しいのか？ 取り寄せて実食してみました！ 今回は満足感が求められる主菜編。
カレーも中華も糖質オフで楽しめる。
低糖質を謳う食品、飲料が増え続けている。当社比何％オフとか、糖類ゼロとか、いかにも説得力のある商品の数々だが、果たして美味しいのか？ 成分はどうなっているのか？
普段から本誌で糖質に鋭い目を光らせる双璧、トレーナーのサイトウと管理栄養士のビサイジを都内スタジオに招聘し、片端から試食してもらい、偽らざるところを吐露してもらった。その声を拾いつつ、ライター、ヒロマツとクロダもお相伴である。
品評するのは私たち！
右上：ビサイジ／管理栄養士、フードコーディネーター。女子栄養大学生涯学習講師でもある。
左下：ヒロマツ／ライター。数年前から糖質を警戒中だが、立ち食いそばの吸引力から逃れられないでいる。
右下：クロダ／ライター。昨年末、週末ファスティングでちょいダイエットした46歳。今年は以前のドカ食いを反省し、今の体重をキープするべく糖質摂取を控えることを決意。
主催部門の4商品。
糖質コントロール ハンバーグ デミグラスソース（からだシフト）
糖質が増えがちなハンバーグもOFF。
「普通に美味しいハンバーグです。つなぎにパン粉に加えて植物性タンパクを使っているのも糖質オフのポイントでしょうね。食べ応えのあるソースでお腹も大満足」（サイトウ）。1食（130g）当たりの糖質がわずか5.9g。濃厚なデミグラスソースで仕上げた一品。270円（税抜）。三菱食品 公式サイト。※野菜は別添えです。
糖質10g以下のカレー キーマカレー（無印良品）
種類豊富な無印カレー。糖質オフもあるんです。
「スパイスと生姜の風味がしっかり効いていて低糖質を全く感じさせない。嚙み応えもしっかりあってカレー好きにはたまらない。リピート必至！」（クロダ）。小麦粉の量を減らし、1食当たりの糖質を7.8gに抑えたカレー。鶏挽き肉にタケノコと具もたっぷり。150g入り325円（税抜）。無印良品 銀座 公式サイト。※ご飯は別添えです。
豆腐干（優食）
糖質とタンパク質は反比例、魔法の方程式です。
「糖質制限用でなく、タンパク質を摂るための食材ですよね。なのに、麺としても調理できるのが面白い！」（サイトウ）。豆腐をただ干したものではなく、圧力をかけ水分を抜き、軽く乾燥させたもの。100g当たりタンパク質23g、糖質1.8g。細切り（長または短）冷凍12袋セット3,519円（送料込み、離島を除く）。優食 公式サイト。
糖質コントロール 冷凍食品 餃子（からだシフト）
6個で糖質わずか11.6g。超優等生の餃子です。
「皮に小麦ふすまを使うことで糖質オフにしているから、ダイエット中も気にせず食べられるのが嬉しいです。薄皮であっさり食べられるのもポイント。味付けもしっかりでタレなしでもいけますね」（サイトウ）。国産野菜、肉で作られたふっくら具材を薄皮で包んだ冷凍餃子。1食当たりの糖質は11.6g。6個入り270円（税抜）。三菱食品 公式サイト。
興味の湧いた商品があれば、ぜひお試しを。ぐっと来るものに出合えるかも！
取材・文／廣松正浩、黒田 創 撮影／小川朋央 イラストレーション／林田秀一 取材協力／齊藤邦秀 取材協力・スタイリング／美才治真澄
初出『Tarzan』No.804・2021年2月10日発売
