体幹部のタフな筋力が要求される6匹の動き。
肩こり・腰痛や疲労感から解放してくれる初級編、身体能力を高めてケガ知らずのカラダをつくる中級編に続き、アニマルムーブメントもいよいよ上級編。
筋力をはじめ、筋持久力やコントロール能力をフル動員させる上級編は、運動量が多く難度も高い。
倒立しながらのジャンプや上下にバウンドしながらの前後移動など、高負荷でアクロバティックな動作により一度に複数種類の筋肉に強い刺激を与えられるため、HIIT(高強度インターバルトレーニング)効果を狙える。
上級編では体幹部の筋肉をいかに意識的に使えるかが成功の鍵。次の動作に速やかに移行するよう心がけ、脂肪燃焼効率をさらに高めたい。
1. パンダロール(4往復)
2. フロッグジャンプ(8回)
1/20
膝をしっかり曲げたまま、逆立ちジャンプ。腰を落としてしゃがみ込み、両手を肩幅に広げる。両手を床についたら、視線を床に向けたまま床を足で蹴り、両脚を振り上げる。
お尻を高い位置に引き上げたまま静止するイメージで行う。視線を床から外したり、体幹部の力が抜けてしまうと、姿勢が崩れやすくなるので注意。
3. サイドキックスコーピオン(4往復)
4. カメレオン(4セット)
1/20
上下にやや振動しながら前進するカメレオンの歩行をイメージ。対角上の片手と片足を前に出し、肩甲骨を意識しながら上体を小刻みにバウンド4回。
逆の手足を出して前進し、再び4回バウンド。前に2歩進んだら、後ろに2歩下がって元の位置に戻る。振動の幅は小さいほどベター。腕立て伏せにならないよう意識。
5. インチワーム(4往復)
6. フライングスクワラル(8回)
1/20
モモンガで〆! エイプの姿勢をとる。両手と両足を大の字に開くイメージで速やかにジャンプ。
元の姿勢で着地したら、間隔を空けずに再びジャンプ! 両手足を素早く動かして、空中で開いて閉じること。ジャンプの高さよりも俊敏さを重視。手脚の動きにばらつきが生じないよう、常に体幹部に力を入れるよう心がける。