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脂肪燃焼を狙う! とことん追い込むアニマルムーブ上級編

パンダ、カエル、サソリ、カメレオン、シャクトリムシ、モモンガ…6匹の動物の動きに倣えば、動けるカラダが蘇る!

体幹部のタフな筋力が要求される6匹の動き。

肩こり・腰痛や疲労感から解放してくれる初級編、身体能力を高めてケガ知らずのカラダをつくる中級編に続き、アニマルムーブメントもいよいよ上級編。

筋力をはじめ、筋持久力やコントロール能力をフル動員させる上級編は、運動量が多く難度も高い。

倒立しながらのジャンプや上下にバウンドしながらの前後移動など、高負荷でアクロバティックな動作により一度に複数種類の筋肉に強い刺激を与えられるため、HIIT(高強度インターバルトレーニング)効果を狙える。

上級編では体幹部の筋肉をいかに意識的に使えるかが成功の鍵。次の動作に速やかに移行するよう心がけ、脂肪燃焼効率をさらに高めたい。

1. パンダロール(4往復)

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パンダロール
回る方向の肘をつく。ごろりと寝転ぶパンダのごとく横回転。

パンダロール
進行方向に対して反対側の脚を膝立ちに、また進行方向の肘は床につけて構えの姿勢をとる。

パンダロール
一直線上を転がるイメージで真横にローリング。四肢の反動を使って勢いよく回ること。

パンダロール
1回転したら逆回転して元の位置に戻る。1往復につき左右1回転ずつ。上級者は2回転に挑戦。

2. フロッグジャンプ(8回)

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フロッグジャンプ
膝をしっかり曲げたまま、逆立ちジャンプ。腰を落としてしゃがみ込み、両手を肩幅に広げる。両手を床についたら、視線を床に向けたまま床を足で蹴り、両脚を振り上げる。

フロッグジャンプ
お尻を高い位置に引き上げたまま静止するイメージで行う。視線を床から外したり、体幹部の力が抜けてしまうと、姿勢が崩れやすくなるので注意。

3. サイドキックスコーピオン(4往復)

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サイドキックスコーピオン
中級編のスコーピオンをさらに発展。ビーストの姿勢になる。

サイドキックスコーピオン
右足を上体の下をくぐらせて、床から左手を離す。上体は自然に横向きに。

サイドキックスコーピオン
再び左手を床についたら、元の軌道を通り、右脚で半円を描くように大きく振り上げる。足先でなく膝から上げてサソリの姿勢を意識。

サイドキックスコーピオン
右足をそのまま着地させ、右手を床から離す。

4. カメレオン(4セット)

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カメレオン
上下にやや振動しながら前進するカメレオンの歩行をイメージ。対角上の片手と片足を前に出し、肩甲骨を意識しながら上体を小刻みにバウンド4回。

カメレオン
逆の手足を出して前進し、再び4回バウンド。前に2歩進んだら、後ろに2歩下がって元の位置に戻る。振動の幅は小さいほどベター。腕立て伏せにならないよう意識。

5. インチワーム(4往復)

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インチワーム
フロントの筋力が試されるシャクトリムシ。両足を揃えて立ってから両手を床につき、左右の手を交互に出して四肢でカラダを支える。

インチワーム
手を少しずつ前につき、姿勢を保てる限界の遠さまで到達したら、次は足。1歩ずつ前に引き寄せる。

インチワーム
最初の姿勢に戻ったら次は両足を後方へ。遠くまで足を下げきったら両手を引き寄せる。

6. フライングスクワラル(8回)

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フライングスクワラル
モモンガで〆! エイプの姿勢をとる。両手と両足を大の字に開くイメージで速やかにジャンプ。

フライングスクワラル
元の姿勢で着地したら、間隔を空けずに再びジャンプ! 両手足を素早く動かして、空中で開いて閉じること。ジャンプの高さよりも俊敏さを重視。手脚の動きにばらつきが生じないよう、常に体幹部に力を入れるよう心がける。

取材・文/門上奈央 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/村田真弓 イラストレーション/サタケシュンスケ 取材協力/鑄山和裕、奈蔵和香(ヴィヴィシャスワークスジャパン)

初出『Tarzan』No.777・2019年11月28日発売

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