背中のプヨ肉を引き締める「ベントオーバー・ロウ」|キレイをつくる自宅トレvol.22
「キレイをつくる」をテーマに、自宅でできるさまざまな自体重トレーニングを紹介していく当企画。今回はペットボトルを使った「背中」のトレーニング。自重では鍛えにくい背中に刺激を入れるには、負荷を加えるのがイチバン。鏡では見えない、背中のプヨ肉と今日でさようなら!
取材・文/黒澤祐美 撮影/角戸菜摘
ロープをぐいんと引き上げるように。
今回のトレーニングは「ベントオーバー・ロウ」。立ったまま前屈みになり、床に向かって伸ばして腕を肘から引き上げる動作です。ペットボトルは水を入れた状態で。はじめは軽く感じても、繰り返し行うことでじんわりと背中に効いてきます。
脇を締めて肩甲骨を寄せ、脇の後ろ側についたプヨ肉を潰すイメージで。
応用編はこれを片脚立ちの不安定な状態で行います。より多くの筋肉が使われて、負荷がアップ!
基本編:ベントオーバー・ロウ
- 脚を腰幅に開いて立ち、両膝を軽く曲げる。背すじを伸ばしたまま上体を前に倒し、頭からお尻を一直線にキープ。左右それぞれの手にペットボトルを持ち、両腕を床に向かって下ろす。
- 脇を締めた状態で両肘を天井方向に引き上げ、戻す。これを20回。
応用編:ワンレッグ・ベントオーバー・ロウ
- 両膝を軽く曲げて立ち、右脚に体重を乗せて左脚を後ろに伸ばす。同時に上体を前に倒し、肩からかかとを床と平行に。両手それぞれにペットボトルを持ち、両腕を床に向かって伸ばす。
- その体勢をキープしたまま、両肘を天井方向に引き上げ、戻す。脇を締めたまま行うこと。20回。脚を入れ替え逆も同様に行う。