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アシックス《GLIDERIDE》の実力を体感! 3人のランナーのインスピレーション
走行効率を追求しながら、軽さやクッション性を高次元で実現した《グライドライド》。足運びが楽でスムーズだから、いつもより長い距離を走りたくなる!
取材・文/神津文人 撮影/山城健朗 イラストレーション/竹田嘉文
効率的な省エネランを可能にするシューズ。
揺り籠のように反ったフォルム。ミッドソールに走る縦横の穴。2019年2月にデビューした《メタライド》は、走行時のエネルギー消費を抑えながら効率的な足運びを実現するための独創的な構造で、多くのランナーを驚かせた。
新作《グライドライド》は走行効率の高さを追求しながら、軽さとクッション性も重視。言い換えるなら、長く、気持ちよく走ることを目指したシューズだ。
さて、履き心地はどんなものなのか。そして《メタライド》とはどう違うのか。〈アシックス〉ランニングクラブコーチの小谷浩さんと一緒に、編集・村田&ライター・神津が《グライドライド》を履いて試走。その実力を体感してみた。
神津 小谷さんも《グライドライド》初体験ということですが、今日はよろしくお願いします。小谷さんはフルマラソン2時間30分台の超エリートランナーですが、そもそも《メタライド》や《グライドライド》を履く場面ってあるんですか?
小谷 正直な話、《メタライド》のおかげで僕は走る頻度が増えました。その理由は走っていて楽しいこと、それから走行効率がいいおかげで、翌日のカラダが楽なんです。
村田 ビギナーだけじゃなく、たくさん練習したいランナーにもオススメってことですね。僕は《メタライド》のおかげで、練習不足だったにもかかわらず、初めてのフルマラソンを完走できたんです。《グライドライド》も、絶対に僕に楽させてくれるはずなんで、楽しみです。
小谷 ウォーミングアップを兼ねて2kmジョグをしてから、皇居を一周します。早速行きましょうか。
村田 あっ柔らかい! 《メタライド》に比べると、《グライドライド》は、すごくクッションを感じますね。
神津 村田くんは集合場所まで《メタライド》を履いてジョグしてきたから、その感想は間違いないね!
小谷 《メタライド》は、アウトソールが硬めの設計ですからね。《グライドライド》の方が、接地がソフトですし、クセが少ないですね。
神津 《グライドライド》を履いて走るときに、フォームなどで気をつけることってありますか?
小谷 地面を蹴ろうとしないで《グライドライド》にカラダを預けるようにすると、自然に前足部に重心が移って、スムーズに足が抜けるはずです。適度な反発があって、足の戻りもサポートしてくれます。
村田 皇居回りの上り坂に来ましたが、上りもかなりスムーズに足運びができますね。僕、5月に腓骨を骨折してしまって、実は今日が本格復帰ランだったので、ドキドキしていたんですが、かなり楽に走れています。《グライドライド》凄い!
神津 確かに頑張って坂を上っている感じはしないかも。
村田 下り坂も安定感がありますね。クッション重視のシューズって、下りのときの着地がブレ気味だったりしますけど、《グライドライド》はそんなことないですね。
小谷 接地面積が結構広いのと、ミッドソールに使っている素材の組み合わせがいいんでしょうね。
神津 皇居一周、無事完走! ペースはキロ5〜6分ぐらいを上げ下げした感じですが、すごく気持ちよく走れました。これからランを始めようとするランナーにはすごくオススメのシューズだとは思うんですが、レースにも使えるシューズですか?
小谷 フルマラソンでサブ4ぐらいまでを狙うランナーにはとてもいいシューズだと思いますし、個人的にはキロ4分ぐらいのペースでもスムーズに走れるシューズだと思います。
村田 《メタライド》と《グライドライド》のどちらにするかは、何を基準に選べばいいですか?
小谷 《メタライド》は、走り方の矯正力が強いので、フォームづくりを一からやりたい人に適しているかなと思います。《グライドライド》は、クセが少なく、前に進む感覚やランニングそのものを単純に楽しめるシューズなので、さまざまなランナーに愛されると思います。
神津 トータルで7km走りましたけど、普段同じ距離を走ったときよりも余力があるんですよね。なので、もう一周走りませんか?