すぐ脚を組みたくなる人のための、正しい座り姿勢をつくるエクササイズ(5)
日常の生活の悪しきクセ、運動不足などによって姿勢はどんどん崩れてしまう。立ち姿勢と同様に、正しい座り方をマスターすることも必要。毎日のエクササイズを習慣にして、自分の“弱点”を一つひとつ解消していこう。今回は「脚を組みたくなる」を改善するエクササイズ。
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 取材協力/<a href="/tags/junji_sugahara/">菅原順二</a>(パーソナルトレーニングスタジオARANCIA代表)
(初出『Tarzan』No.766・2019年6月13日発売)
脚を組みたくなる理由は千差万別。
気づくと同じ側ばかりで脚を組んでいるという場合、考えられる理由はさまざま。
骨盤の歪みによって腰の高さに左右差がある。左右どちらかのお尻の筋肉が硬い。はたまた、股関節の左右どちらかの内旋あるいは外旋が強い。たとえば常に右脚を上にして脚を組む人は、右の骨盤の骨が左より上にあり、さらに左回りに回旋している可能性も考えられる。
「いずれにしても、骨盤や股関節の左右差の問題。骨盤歩きを取り入れて調整しましょう」(トレーナー・菅原順二さん)
“脚を組みたくなる”を解消するエクササイズ(前後各10歩×3セット×毎日)
骨盤歩き
脚を伸ばして床に座り、両手を腰に当てる。左右の骨盤を交互に引き上げながら10歩前進、10歩後退を3セット。一歩ずつ確実にお尻を床から引き上げて進むこと。
教えてくれた人