あなたのためのジム選びガイド|35歳・メーカー勤務「ストレス解消したい」
「ターザン」では、多様性を増し拡大する日本全国のジムを「総合ジム」「公共ジム」「パーソナルジム」「女性専用ジム」「ブティックジム」「コンビニジム」の6つに分けて紹介している。さて、それでは、どこを選べばいいのか? タイプ別におすすめの選び方を解説しよう。
取材・文/井上健二 イラストレーション/高橋将貴 監修/白戸拓也(フージャース ウェルネス&スポーツ)
(初出『Tarzan』No.748・2018年8月23日発売)
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目的は「ストレス解消したい」
35歳・メーカー勤務。理工系の大学を優秀な成績で卒業。メーカーで研究職を務める。結婚後に一男一女に恵まれ、郊外にタワマンをローンで購入。
ハタから見ると幸せそのもの。でも通勤時間も長くなり、教育費とマンションのローン返済に日夜頭を悩ます。
人付き合いは得意な方ではないのに、最近係長に昇進して部下ができて職場の人間関係の悩みも徐々に蓄積。育児に頑張る妻の愚痴を聞かされるのも辛い。
ならば、「総合ジム」「ブティックジム」「公共ジム」の順にジムを選んでストレスを発散させてはいかがだろうか。
プールで副交感神経を活性化しよう
ストレスを和らげるために大事なのは、元となる要因を一時的に忘却したり、その場から離れたりすること。
自宅と職場以外にジムという落ち着けるサードプレイスを持ち、無心に運動する時間を設けると、日常生活のプレッシャーから解放されて楽になる。
なかでも有効なのは、総合ジムに設けられたプールでのスイミングやアクアエクササイズ。ストレスがあると自律神経のうちでも交感神経が優位になり、心身が緊張する。水に入ると自動的に交感神経から副交感神経への切り替えが起こり、副交感神経のリラックス機能が心を軽くする。
ヨガやストレッチといったスタジオプログラムにもリラクセーション作用がある。総合ジムの他、ブティックジムでヨガやダンスをグループで楽しみ、共通の趣味を持つ仲間とフランクなコミュニケーションが交わせるようになれば、ストレスもスッと軽くなる。
公共ジムでもプールを併設したり、スタジオプログラムが充実したりしているところも。