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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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自らの体重を支えられるような、機能的な肩と腕の筋肉を作るのに最適なのがハンドスタンド。古代ギリシャのスパルタ戦士も実践していたこのトレーニングなら、特別なギアがなくても、イスや壁を活用して自宅で高負荷に鍛えることが可能だ!
ハンドスタンドとは日本語では倒立。要するに逆立ちだ。倒立は重たいモノを頭上に掲げる筋力を養い、肩と腕を逞しく発達させる。
古代オリンピックでは、実戦を想定して長い槍と重たい楯を高く掲げて競争する競技があったとか。その出場者たちに、倒立は欠かせない自体重トレだっただろう。ちなみにギリシャ最強のスパルタ戦士は長さ4mの槍と直径1mの楯を使いこなしたと伝えられる。
逆立ちすると、自分がいかに無駄に重たいかを痛感する。それは肩と腕が衰弱しているか、贅肉が多すぎるか、もしくはその両方だ。倒れないようにバランスを取る能力も要求されるから、コアの鍛錬にもなる。スパルタ戦士に少しでも近づくため、倒立に挑もう。
レベル1〜2は倒立するための基礎筋力作り。レベル3〜4が本物の倒立だ。レベル3の3点倒立ができるようになってから(ブリッジで首まわりを鍛えておくと安全に行える)、レベル4へ進もう。
レベル3〜4では首などを痛めたり、転倒したりするリスクもあるから無理をせず慎重に。パートナーに側に付いてもらい、サポートしてもらうと安心だ。
ココに効く!
目次
取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/村田真弓 監修/白戸拓也
(初出『Tarzan』No.754・2018年11月22日発売)