ボディウォッシュは“多用途”が超便利! 髪も顔もカラダも、一気に洗い上げよう
最低限の清潔感を保つためにも、ボディウォッシュやフェイスウォッシュはグルーミングに欠かせないアイテム。全ての製品にこだわることができれば理想的ですが、実際問題、選ぶ手間も必要なコストも少なくない。それならば、髪にも顔にもカラダにも、多用途で使えるグルーミンググッズを選んでみましょう。
取材・文/山梨幸輝 撮影/大嶋千尋
〈BARBER BOYS〉を主催する、ヘアメイクアーティストの樅山 敦さんにおすすめのグルーミンググッズをお聞きする当企画。
第1回のシャンプー、第2回の整髪料に引き続き、第3回のテーマはボディウォッシュ/フェイスウォッシュ。Amazonで買えて、手軽に試せるものを選んでもらいました。
教えてくれた人
樅山敦さん(もみやま・あつし)/1966年生まれ。 ヘアメイクアーティスト。代官山のバーバー〈BARBER BOYS〉代表。数々の広告やファッション誌でのヘアメイクを担当。メンズ整髪料ブランド『CHET』も手がける。
選ぶべきは“多用途”かつ“さっぱり系”
「はっきり言って、男がグルーミングにいちいち時間をかけるのは魅力的じゃないと思うんです。それに手間がかかることって、いくら正しい情報でも生活のなかで取り入れられないんですよね。ささっとできるから、試せるし、続けられる。ずっと現場で聞いてきた“生の声”として、手軽さは一番大事だと思います」
「なので僕としては、顔やカラダを1本で洗えるボディウォッシュや、一緒に髭剃りもできるフェイスウォッシュをおすすめしたいです」
「それともう一つ、うちに来るお客さんは、保湿力が高すぎるものは敬遠するんですよ。乾燥する冬でもその傾向は変わらないので、クリーミーで重すぎるものは、多くの男性にとって好みじゃないのかもしれません。というわけで、今回は多用途でさっぱりした洗い上がりのものを集めました」
樅山さんおすすめのボディウォッシュ/フェイスウォッシュ3選
1. 〈モルトン・ブラウン〉4-in-1 スポーツウォッシュ(200ml)
「英国のメーカー、〈モルトン ブラウン〉のボディウォッシュは、頭も顔も、カラダも洗えて、髭も剃れるフォーインワン。髪が短いとシャンプーが面倒という方もいますが、これなら一息で全身洗えちゃうので便利です。香りは、男らしくセクシー。洗ったあとまでしっかり残るので、香水代わりにもなりますよ」(樅山さん)
2. 〈オールド・スパイス〉HIGH ENDURANCE BODY WASH(532ml)
「〈オールド・スパイス〉はアメリカで“一家に一本”なメジャーブランド。パッケージも豪快で、香りも強く、いかにもな感じ(笑)。僕はアメリカンな香りが大好きなので、デオドラント系の『HIGH ENDURANCE BODY WASH』を使っています」(樅山さん)
写真の製品はボディウォッシュの機能だけだが、スリーインワンタイプ(シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュができる)ものもおすすめとのこと。
3. 〈ラボ シリーズ〉PRO LS フェースクレンジングジェル
アメリカ生まれの〈ラボ シリーズ〉による男性用クレンジングジェル(フェイスウォッシュ)。泡立ちのいいジェルが皮脂をや角質まで洗浄してくれます。
「洗い上がりがさっぱりしていて、ちょうどいい保湿力。肌の乗りが良いから、一緒に髭剃りもできますよ」(樅山さん)
ドライヤーは“強”で一気に乾かす!
お風呂上りに欠かせないドライヤーも、余裕があるならこだわりたいところ。欲を言うならパワーはもちろん、洗面台に置きやすいデザインで、それでいて“ガチ”すぎないもの。そんな理想的なドライヤーってあるのでしょうか?
「〈グリムステッズ〉のドライヤーが最適ですね」
「1960年代のヴィンテージドライヤーがベースになった無骨なデザインで、男ウケは抜群です。ブロウの秘訣は“強”で一気に髪を乾かし暖めてから、“弱”で形を付け、“冷風”で冷やしながら固めること」
「鉄と同じで、最初に急速に暖める工程が肝心なんですが、その点これは1,200ワットと文句なしのパワー。スタイリングも楽になると思いますよ。プロ仕様の性能だけど、Amazonで7,000円程度買えてしまうのも魅力です」。
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