カラダを捻って背骨を雑巾のように絞ってみよう|寝ながらトレ vol.6
『ターザン』編集部員がエクササイズを実践して紹介する、ベッドの上での「寝ながらトレ」。省スペース&時短で、誰でも簡単に試せます。今回のテーマは「背骨」。初級、中級、上級と3つのレベルをご紹介するので、出来そうなレベルをチョイス。もちろん初級から上級までやってもOK。3つやっても3分ほどで、さくっと終わります。
監修/<a href="tags/kunihide_saito/">齊藤邦秀</a> 取材・文/石飛カノ 撮影/大嶋千尋
日頃のデスクワークでは、もっぱら前のめりの猫背姿勢。骨格的な構造でいうと、胸郭と骨盤が縮こまったポジションをとっています。ということは、胸郭と骨盤を繋ぐ背骨のS字カーブも失われがちに。
そこで、明日の朝は脊柱を雑巾絞りの要領で回旋させ、いったんリセット。今週酷使した背骨をニュートラルの状態に戻してあげましょう。
初級
ベッドの上でうつ伏せになり、両膝を曲げる。膝の角度はほぼ直角に。両脚を揃えたまま、膝から下を左右交互に倒す。背骨が回旋するのが分かるはず。左右交互に10往復。
中級
今度は両脚を伸ばしたうつ伏せ姿勢に。片脚を反対側の斜め上方向に引き上げる。体幹を捻り、胸郭から脚を引き上げるイメージで。より脊柱の回旋がキツくなる。左右交互に10往復。
上級
うつ伏せ姿勢から片脚を反対方向に引き上げつつ、膝を曲げる。同時に反対側の手で爪先にタッチ。上下方向から回旋の動作が加わるので、効果倍増! やはり左右交互に10往復です。
背中がシャッキリして朝から仕事の活力UP!
初級でも十分に目覚めの効果がありましたが、本格的に背骨に効いたのは中級編から。このところデスクワークが続き、寝起きから背中がダルかったのですが、頑張って捻ってみたら背中がシャッキリ! もうすぐ年末が近くなり疲れが溜まるタイミングですが、これでラストスパートかけられそうです。