ジムトレーニング後、必須の6つのストレッチ
取材・文/井上健二 撮影/小川明央 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/Nagisa(W) トレーニング監修/白戸拓也 撮影協力/ゴールドジムサウス東京店
(初出『Tarzan』No.715・2017年3月23日発売)
筋肉の緊張をオフにして疲労回復を
ジムでのマシントレ、なんとなくテキトーにやっている人も多いかもしれない。道具は何でも揃うが、逆に何からやるべきか戸惑う初心者もいるはずだ。
「1回15分でもいいので、マシンを使った筋トレから始めてください」と言うのは、パーソナルトレーナーの白戸拓也さん。さらにカーディオ(有酸素)トレーニングを追加すれば、体脂肪燃焼やスタミナ向上が望める。
そして、筋トレとカーディオが無事終わったら、シューズを脱いで静的ストレッチ。次の4つのポイントを心がけて、筋肉の緊張をオフにして疲労回復を促すのだ。
- 反動を使わない。
- 息を吐きながら筋肉を伸ばす。
- 痛いところまで伸ばしすぎない。
- 呼吸をしながら15〜20秒キープ。
ジムトレ後必須の6つのストレッチ
1. 大腿四頭筋のストレッチ
左側を下に向けて横向きになり、右脚を曲げて足首を右手で持つ。左腕を伸ばして頭を乗せる。右の踵をお尻につけ、右手で右膝を後ろに引いて太腿を伸ばす。左右を変えて同様に。
2. ハムストリングスのストレッチ
両膝を立てて仰向けになり、右膝を引き寄せてふくらはぎを両手で持つ。右脚を伸ばしながら、両手で右膝を胸に引き寄せて太腿後ろ側をストレッチする。左右を変えて同様に行う。
3. 大胸筋のストレッチ
正座をして坐り、両腕をカラダの後ろに伸ばして手を組む。肘を伸ばしたままで、両腕を後ろに引き上げながら、背すじを伸ばして胸を張り、肩を後ろに引いて胸をストレッチ。
4. 広背筋と僧帽筋のストレッチ
両手、両膝をついて四つん這いになり、左腕をまっすぐ前に伸ばし、親指を上に向ける。左手の位置を固定して、お尻を引いて左側の背中をストレッチする。左右を変えて同様に。
5. 三角筋のストレッチ
あぐらをかいて坐り、左肘を曲げて右手で持つ。背すじを伸ばして胸を張る。右手で左肘を右肩へ向かって引っ張り、左側の肩をストレッチする。左右を変えて同様に行う。
6. 大臀筋のストレッチ
両膝を立てて仰向けになり、左足首を右膝に乗せ、左脚の膝下を両肩と平行に。両手を右の太腿に回す。両手で右脚を手前に引き寄せ、左側のお尻をストレッチする。左右を変えて同様に。