12:30 p.m. at Ohashi-Kaikan

友人同士でチームスポーツを楽しんだり、あてもなく歩いてみたり、ただぼうっと佇んでいたり。同じ空間で同じひとときを過ごす人々をスナップする連載企画。Vol.3はランニングをモチーフにした写真展をきっかけに開催されたグループランの会場〈大橋会館〉で撮影。

取材・文/岡島みのり 撮影/キム・マルセロ

ロブ・シャンツ(写真家)

10/12,13の2日間〈大橋会館〉で開催された写真展『A Place in Time』。これに伴い、サンフランシスコを拠点に置く写真家のロブ・シャンツさんが来日した。「来てくれた方々はじっくり作品を観るだけでなく、積極的に私に質問したりしてくれたのが印象的だった。反応をもらえると自分も色々なことをシェアしたくなるし、今後の作品作りのインスピレーション源にもなりますね」。キャップとTシャツ、ショーツは、イギリスのアクティブウェアレーベル〈SOAR Running〉のもの。@robschanz

長嶋太陽(編集者)

今回の写真展をサポートしている長嶋太陽さんは、会場である〈大橋会館内〉のスペース〈Conglomerate ii〉の主宰。彼はこの空間を介して、クリエイターとコミュニケーションの場を設けることに注力している。「その一環が、仲間を募ったランニングイベント。国内外の参加者が中目黒沿いを5km走りました。その後は1Fにあるカフェ〈マッシフ〉でコーヒータイムです」。”I HAVE A WELLNESS ATTITUDE”とプリントされたTシャツはヴィンテージ、シューズは〈ナイキ〉の《リアクト インフィニティ ラン》。@taiyo.ooo

ドンウ(左)/チャンウ(中央)/ヨンドゥ(右)(会社員/医師/カーデザイナー)

韓国で〈JSRC〉〈PRRC〉というランニングクルーを運営しているという3人。今回は日本へ観光旅行中、友人の紹介でグループランに参加することになったのだとか。都市ごとに街並みが変わるので、旅行先で走るのは楽しい。このあとは近くの銭湯で汗を流してきます(チャンウさん)」。@by.dwk(ドンウ)/@mistery_2(チャンウ)/@young-ggo(ヨンドゥ)

マックス・ハウゼガ(クリエイティブディレクター)

「写真展の開催地を探していたロブにこの場所を紹介しました。グループランも楽しくでき、有意義な時間を過ごせましたね」と話すのは、ロブさんの友人であるマックスさん。日本とカリフォルニアを拠点に、自然や食文化をテーマに扱う出版物や映像作品を制作しているクリエイティブディレクターとして活躍している。カットオフしたコットンTシャツで走る姿がキャラクターに合う。@max_houtzager

草野麻衣子(左)/Koh(中央)/朝倉和也(右)/イ・ソヒョン(写真3枚目)(会社員/会社員/会社員/デザイナー)

東京を拠点に活動するランニングクルー〈080TOKYO〉の4名。クルーが集まって走るのは基本週一ペースだが、今回のようなイベントがあると積極的に参加しているのだとか。「今回のようなグループランは、さまざまな人々が集って楽しく走れる、ピュアでワクワクする機会。今度はクルーのみんなで京都から東京へ走るイベントを計画中です(朝倉さん)」。Kohさんは〈080TOKYO〉のオリジナルウェアを着用。@maiky_grassy(草野麻衣子)/@kohh_tp(Koh)/@kazintokyo(朝倉和也)/@eee.so(イ・ソヒョン)

吉池優(左)/佐藤大知(中央)/清野卓(右)(「1LDK」ディレクター/会社員/アートディレクター)

3人揃って白のキャップがお似合い。みなさんの関係性は?「実はみなさん今日初めて会ったばかりで(笑)。〈SOAR Running〉の帽子はグループランの前にロブさんが特別にプレゼントしてくれたんです(清野さん)」。@sugurukiyono(清野さん)

カオ・アイリーン(サステナビリティ コミュニティ マネージャー)

写真展に訪れたカオさんは、バックパックが一体化した〈サロモン〉のベストを普段着としても着こなしている。「ハイキングで背負う用に買ったけれど、お気に入りで日常も愛用しています。私の楽しみは毎月参加している〈Open Country〉のイベント。ハイキングをしたり、ブーケ作りをしたり、農場見学をしたり、みんなで楽しいひとときを過ごしています」。@eileenium

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