映画『ロッキー』から着想。パリのワークアウト「ロッキー・スピリット」
世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回はパリのスポーツクラブ〈L’Usine(リュジーヌ)〉パリ・サン・ラザール店で開催されているプログラム「ロッキー・スピリット」について。
edit: Takashi Osanai
初出『Tarzan』No.863・2023年8月24日発売
“ロッキー”の肉体をワークアウトで身に纏う
1980年代の名作映画『ロッキー』から着想した「ロッキー・スピリット」はボクサーの準備運動に焦点を当てたプログラム。
まずは縄跳びで持久力を高め、シャドーボクシングで上半身の筋肉を覚醒。自転車で5分間全力疾走してからリングへ上がる。
リング上ではグローブをはめて、ジャンピングスクワットとフック、ストレートパンチ、ドッジ、スパーリングなど、約1時間ボクシングの基本フォームを。
さらにマウンテンクライマー、ゲイナージュ(体幹トレーニング)、腕立て伏せを行って終了という高強度のエクササイズだ。
ボクシングの動きと激しい有酸素運動を組み合わせることで、筋肉をつけ、体型を整えるこのワークアウト。BGMはもちろん映画のサウンドトラック。
気分を高揚させて目指すのはシルヴェスター・スタローン演じるロッキー・バルボアのような鋼のボディだ。
WRITER
KIDO MIYUKI/パリ在住歴21年。ウェブマガジン『memorandom.tokyo』で「今夜のワイン、明日のパン」を連載中。